タイトルなし


最近の晴れた空は好きだ

秋空の様に高く、少し汚れてそれでいて澄んでいる

冷たい風は冬の後ろ髪

日が暮れ始めました
あの子は一日に一度の束縛から逃れ今から散歩に行くそうだ

風邪にご注意

タイトルなし


泣いてる

小さな手でプラスチックの薄い窓を叩く

未来の淵でこちら側を睨み付ける

何故置いていくの
何故忘れようとするの
ここは楽しいと言ったのに
何故行ってしまうの
そこに何があるの
何故死んでしまうの
それとも死んだのはわたし?

タイトルなし


バイクの個人売買に初めて挑み軽く目が回りそうです。

第三者を交えての事なのでスケジュールや配送業者云々…

時間が掛かりそう。

無事バイクで学校に通えるようになります様に。

ふう

お風呂に行って寝ます。

タイトルなし


あなたって凄く偉大

どんなに博識でもあなた程もうひとりのわたしになれる人間は居ないと思うの

どんなに化粧が崩れてもそうでなくてもいつだって容姿すら似ているあなた

笑っていない何らかのわたしに気付いたあなた

拙いわたしを世界で一番とか何とか、拙い言葉で掬い上げるあなた

あなた あなた あなた

あなた と、わたし

止まった時間の中で誰よりも長く向き合えるようにわたし努めます

未来の可愛い裏切り認めて

タイトルなし


心臓を優しく守るように
掴まれているドーリス

いつでも握り潰せると
微笑まれているドーリス

ここは脆い檻のこちら側だ

脆い鉄格子には
触れても我慢出来る程度の
電流が流されていて

大した事のない刺傷を
無数に作る程度の
刺があしらわれている

こちら側には愛と情が
満腹になる程度に
豪勢に並べられている

天井は驚く程低い

コツコツと響く足音を録音した
テープが再生されている

気が違う事の出来ない
可哀想なドーリスが
小枝のように横たわる

クリーム色の柔らかい幼虫が
今にもドーリスに噛み付こうと
口を開ける
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