タイトルなし


私が意識的無意識に
身を置く影を探すが為に
誰かを苦しめる

だから今その誰かは居なくて

ひとりで影に身を潜めたり
外を覗いたり
ずっとずっと繰り返してる

ずっとずっと

ずっとが終わる時が来ない気がして
終わるのを恐れている気がして

ずっとずっと

そればかり見つめてる

意味のない事ばかり

タイトルなし


葬儀の二日後には涙も出なくなり私は底知れず薄情な人間だと思った。

それなのにここ暫くは毎夜涙が前触れなく溢れそうになるしご飯も1gも食べられない。

嘘なんじゃないか
どこかで生きてるんじゃないか

そんなのを超越して生きていると思い込んでしまったり次の瞬間受け入れられない現実が突風のように何もかもを拐っていく。

おかしい
何もかもおかしい

それ以外の言葉を失う

明日で3ヶ月

自分が3ヶ月何をしていたのかまるで分からない

再来月は誕生日ですね

欲しいものはありませんか
私に出来ることはありませんか

意識はありますか
私がわかりますか

私の携帯にはあなたが撮してくれた私の写真が沢山残っています

愛おしくて仕方がないのです

今日も涙が止まらなくて上手く眠れそうにないのですが、もしもあなたが抱き締めてくれたならきっとすんなり疲れて眠れるのです。

こんな風に思い悲しんでしまう事はあなたを苦しめますか


カウンセリング等に行った方がいいのでしょうか
どこまでが普通でどこからが良くないのか判断出来ません

もう肉体は戻らないのに、カウンセリングに意味はあるのでしょうか

危ないところへ迷い込み戻ってこれそうもなく恐ろしいのです


誰かに助けて欲しいと思ってる
でも救われないこと解ってる

後悔しても謝っても意味がない
後悔しても謝っても救われない
後悔しても謝っても戻らない

でも後悔と謝罪の終わりが見えない
やめられない

タイトルなし


泳げないのに
泳ぎたがる

それでね、

ほら

丁度また溺れかけて

貴方の居ないところで

貴方が居なくて

貴方確かに生きていたのに

産まれて

小さな子どもで

大きくなって

潰されそうになりながら生きて

生きて

たったひとりで

小さな命で

私を思いながら死んでいった

私の前で燃えていった

ゴー、と音を立てて

貴方の命が大事だから

貴方が存在する事が大事だから

私が無かった事になっても構わないから

あの健気な人を

どうか
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