タイトルなし


焦躁が駆けてくる
駆け抜けることなく
少し後ろを駆けてくる


こういう時は
自分を過剰に装飾したくなる


でも駄目ね


踏み留まらなくては


なんてつまらない
つまらない私なんでしょうか
なんて既成的なのでしょう


これといった欲もないのですから


まるであの子が
本当に居なくなってしまったようで


特に涙が出るわけでもなく


こんばんは、

私の姿が見えますか?


私には見えません


空いた隙間が埋まらない


違うな、

全ての武器を失ったんだ

タイトルなし


いけない事って規制の事
って思ったり
嘘言ってみたり


嘘と本当は自分で感じて
整理しなきゃいけない


嘘に騙されて事後


事後だとしても次こそは事前


薬飲んで寝ないとおかしい


おかしかったのは
毎日爽やかで喜怒哀楽の
半分以上なかった事


おかしいのは
天井知らずに上がってた快感


今感じる異常は錯覚で


おかしかったのは少し前の
根拠のない快感


だから
今薬飲んでも少し遅いのかもしれない


でもそんな事は全部関係ない


何があっても正当化する義務がある


立ち方解らなくて

それでも立つには

これが正解


頭の中が整理出来ない

タイトルなし


爽やかな になるのよ
人間

爽やかな風邪のようにー

切れた肉のように健康に

煙草ももう要らない

楽しい事待ってるといいよね

タイトルなし


透き通る朝も終わり
終日運転

タイトルなし


暗いところに居て何が悪いの


と、思う。


ああ、でも君は駄目だよと思う


本当は明るいところが愛しいから


だからそう思う


でも私はここに帰る


たまに明るいところを歩いて


暗いところに帰る


何も望んでいない


本当にそうなの?


分からないけどずっとそうだった気がするし


そうじゃなかった気もする
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