歌って踊るだけのこの世のクズ

近頃の私はというと
大地の恩恵を目一杯に受け
すくすくと太っております

なにもかんがえてないよ

どうして置いてっちゃったのかな
私まだ生きてる
綺麗でもなんでもない私は
誰かの代用品になり
あなたの私ではなくなり
誰かの特別にもなれず
ただ毎日ひたすら
何かを諦めるように煙を吐き
あんまり傷付かないように
あんまり傷付かないように
あなたが手を引いてくれるのを
心のどこかで待っている

生活や自分自身が退屈なわけではない

ここに居ない方がいいだけの話で
とりあえずここで時間を有効に
使えるだけ使うべきだということである

たまに心の中で名前を呼ぶんだけど
帰ってくるはずもなく


今日はとても寒い

あの人ほど信用できる人間は居ないと気付く

私があなたなら良かったのに