タイトルなし


哀しむことはない


哀しみに適応することはない


なにもかもを哀しむことはない


いつも言葉は言い聞かせる為にある


誰の為でもなく自分の為に

タイトルなし


海の波打ち際で
少し足元を濡らすみたいに


浚われたらいけないよって
笑ってる


だけど囚われてる


あの空と
コンクリートの下とが

交わるところ


魚が游いで

どんより飛んでいきそうで

さわやかに沈んでいきそうな


そんなところ


みんな居て
だれもいない


そういうところ
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