タイトルなし


ふとした時
身体中を掻きむしりたくなるような
激しい憎悪に襲われる

世の中には確かな害悪が存在し
そのほとんどに自覚はない

忘れる事しか出来ないのに
忘れる事も出来ない存在悪

タイトルなし


一人で居るのは好きだけど
こうして持て余して考え込むのは嫌い

リタイアの可能性を意識したくない

私は大丈夫だと意識的に思い込むくらいの
簡単な予防線しか張れない

兎に角、延期するのが好ましい

タイトルなし


ぼんやりしている
あなたのことが頭から離れない
何かしら区切りの知らせがある度に
ああ、そんなに時間が経ってしまったのかと
何もかもを不信に思う

何もかも一瞬の出来事だったと思う
濃密な3年間は
葉が落ち痩せ細った木のように
ぱきぱきと音を立て少しずつ渇いていく
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