私の土新ちゃん友達が仕事でこっちに来てるっつうもんだから、そして仕事あるのも金曜日までで昨日は完全オフ日だと言うものですから、そりゃもう私は矢も盾もたまらずに彼女に会いに(彼女と酒呑みに)行った訳ですよ。夏も会えなかったからGWぶりに会ったなあ。GWに一緒に牡蠣小屋に行って酒呑んだ以来でしたね(やっぱり呑んでいる)

いや〜もうね、やっぱり話しててすっげえ笑った。だって相変わらず土新が好きな奴なんだもん本当に、そして私はそんなアイツがめっちゃ好きなんだもん。つまりは相関図にしますと、

土新←友人←私

みたいな。友人は別としまして、私は決して報われない関係ですね(本当にな)

でもなあ、やっぱり好きなものを語ってる時の友人はめっちゃ輝いてたからね。んな話聞いてたらね、こっちも自然とニコニコしちゃうのですよ。そんで二人して昨日一番口に出した言葉は間違いなく、

「土方さんカッコいい」

だしね!もーね!何回言った?!マジ完全に単なる酔っ払いだったのにコレだけは延々と言ってた記憶あるよね。土方さんは壁ドンしちゃった後に謝る……とかね!(何のネタ)

しっかしアレね、あの話はすごく萌えましたね。何かこう土新間で勘違いがあってね、すれ違いの末に土方さんと新八くんでプチ喧嘩になっちゃって、新八くんがもう頭に血ィ上っちゃって土方さんの手から逃れようとするもんですから、そしたら土方さんも若干だけカッとなって、その時に初めて新八くんを壁ドンする!みたいなね。あ、両手でね。壁に着いた両手の檻に新八くんを閉じ込めると!(萌え)

でももちろん新八くんは土方さんにそんなんされた事ないですから、何ならプラトニックな感じの、清い関係の二人ですから、


「ひ、土方さん?あの?」

なぁんて少しだけ上擦った声を放ってね、焦ってるんですよ。そしたら土方さんも新八くんのあわあわしてるちっさいお顔を見下ろして、そこでふと我に返り、


「……悪ィ(スッ)」


謝ったぐらいにして身体を離すらしいよ!(全部友人が言ってたよ!)

つうかさ、ここまで聞いてて私も思わず『ええええええ?!』ってなったよね。そこで謝ってくれちゃうの?!みたいな。しかし優しすぎないかね、つか土方さんもチューくらいしないの?!晋助なら絶対ェするんだけど?銀さんもそのままノリでチューくらいならするよなあ、何ならそのままこう……ね?ほら、銀さんだしさあ?つか801的な路地裏でしょうよ、誰も通らないよ?と(私側のツッコミ)(そして何の話だねお前)


でも友人がとても澄んだ瞳で、

「いや……だって土方さんだし。プラトニックな関係なら尚更そこではキスもできないって、だって土方さんは晋助や銀さんとは違うもんでしょ?(真剣)」


──って、えええええ?!
コイツもいい加減酔っ払ってんのに正論だよ!土方さんを信じ切ってるよ、何その澄んだ目は!同い年だとは思えない、何でこういう人が私と十年以上も友人で居られるのだろう、つーか酒と欲望に濁った目をしているユカリより人間として全然格上の存在だよ!?(間違いなくそうですね)

何それ!てか今現在の私が路地裏銀新と路地裏高新に萌えてるだけなんだけどね、それ!路地裏でこう……盛り上がっちゃうのが書きたいだけなんだけどォ!(だからまず落ち着けよお前よ)


うーん。でもそうね、やっぱり私の中にある『土方さんは聖域』という概念の多くはこの友人からもたらされたものかと思うんですよ。てかぶっちゃけ私の土新感?というの?私の考え得る土新イメージはこの友人とのトークで培われた事も多いもんですからね、つまりはうちの土新の生みの親なの?あの人はママンだったの?(産んだの?)

そんで彼女との付き合いも長いからね、んーと大学の時からだから確実に十年以上は延々と喋ってるんだけどさ。大学の時はずっとつるんでたし(大勢で居る時でも何となくその場には必ずいるという)
私が大学一年か?そんくらいの時に私をBASARAにはめたのもこの友人だしね。

そして私が銀魂にハマった時もさ、まず友人ではこの方にいの一番に言ったのですよ。

「あっ○○ちゃん!私ね銀魂ハマったの〜。もうめっちゃ面白くてさあ」

とね。そしたらどうやら友人なんて私よりずっと以前から銀魂には親しんでいたらしく、

「えっマジで?!誰好き?CPは?」

ってな具合でね、トントン拍子に話は進んだのだけどさ。大学のランチルームで(昼メシ時にそんな話を)
そんで私がね、もうハマりたてで銀新しか見えてない時だったからね、つまりは晋助の事も完全にアウトオブ眼中だった初期の頃ですから(ごめんな晋助)、

「CPやっぱり銀新だよ!つうか銀魂って銀新の物語でしょ?二人が出会って銀魂始まったもんね」(←こんなんをずっと言ってるという)

などと熱く友人に語りましたら、友人もニコッと笑顔になって、

「やっぱり。ユカリさんなら絶対そうだと思ったよ。私も好きだよ〜銀新」

なんてね。大好きな友人とCPまで被ってるっていうね、マジに偶然すぎる運命にキャッキャとしたもんですよ。あの日のランチルームで(早くメシを食えよお前ら)

つかほら、やっぱり気の合う友人ってことはBLの趣味やジャンルの好みも多少は似てるってことじゃないですか(ん?)。だからあの子とはジャンル違えど跡部様が二人して大好きだしね、当時は跡部様のアルバム二人して予約で買ったしね。あの豹柄のソファに座ってる跡部様のポスターが予約特典で付いてくるやつ(懐かしい)
つまりジャンルは違くなっても、やっぱりものすごく気の合う奴だからさ。要するにここ銀魂でもやっぱりお前とは被るんだと。

「何もう!銀新好きなら言ってよ〜!教えてよ!」

などとね。私が妹伝いに銀魂ハマったもんですから、その辺は既に銀魂知ってた友人も喜んでくれたなあ。
もう私が銀魂ハマった時分には既に就活とかやってましたけど、そんで友人共々日々の現状にへこんだりアガったりする忙しい日々でしたが、そんでも語ってたよね。

んでもなあ。私が後に晋助に盛大にすっ転んだように、そして高新が熱烈に好きになったように、彼女もまた土新ちゃん本命になっていきましたからなあ(あっ、そこで?)

ん?てかもしかしたらあの人、最初っから土新好きだったのだろうか?昨日聞いとけば良かったな。
もしも私と攻め違いだからって中々言えなかったりしたら、その、ごめんね(あとでLINEしてみよう)


んでも後々にふっつーに、

「ユカリさんめっちゃ高杉好きだよね。そこまで高新にぐわっと来るとは思ってなかったわ」
「いや〜私もだよね。晋助がもう大好き過ぎるの」
「でも別にいいでしょ、私も土方さんが大好きだから……」
「え?いやいや○○ちゃん?土新も萌えるよね?私は大好きだよ」
「でっしょ?!いいよね、土新めっちゃいいよね!!」
「お?何か今テンション高くなったね?でも好きだよ〜土新も。銀新はもう確立したもんとしてね。銀新はやっぱり当然のごとく大切だとして」
「あーね。坂田さんはね」
「待って!銀さんの話も大切なんだからねっ?!」
「うん」(←既にとても穏やかな目)


なんていう会話をしてた記憶ありますので、土新の話に初めてなった時の友人のテンションの上がり方が凄かったという記憶はありますのでね。そして銀さんの話になると友人も普通になったという(お前)、

カフェオレか何かのグラスに刺さってるストローをおもむろに咥え出したという(だからお前)、

そんな会話をした記憶あるよな。その頃はもう卒業してたのだろうか、まあ二人してリクスーでさ(だから話してねえで働いてこいよ)
つーことはアイツもやっぱり徐々に土新にクローズしたのかな?多分そうなんだよな。聞いてみよう。


そんなんでね、やっぱり学生時代からの友人というのも本当にいいものだよね。辛い時(主に社会人になってから)もBL語ったりアニメや漫画語りして一緒に酒飲んで乗り越えて、んで今や住んでる場所がめっちゃ離れちゃって距離は遠いんだけど、中々会えないのだけど、たまにでも会えると若え時みたくテンションががっつん上がるしね。

そして大概は昼間に遊んでも夜会っても、酒はどっかしらで呑んでるよね。ショットバーでも居酒屋でもダイニングレストランでも牡蠣小屋でもいいんだけどさ。
けど大学近くのサイゼリアでしこたまやっすいワイン飲んでた学生の時とね、二人して酒の呑み方に関しちゃほぼ変わってないよね(変わっていけよそこはよ)