時間と新陳代謝、その関係‥怪しげな匂いがします。
しますよね?
え、しない?
ダメです。
「する」と云いなさい!
…失礼しました。
では、気を取り直しつつ前編で掲げたグラフを再掲してみましょう。
【細胞(子供)】
新新新新新
↓↓↓↓↓
――――――――
1 2 3
←時間軸(日数)→
【細胞(老人)】
新 新
↓ ↓
――――――――
1 2 3 4
←←時間軸→→
細胞が一度死んで生まれ変わる新陳代謝。その速度の速い子供はそれが【1日に2回】行われています。
老人は逆に2日に1回。子供と同じく単位を[1日]にして考えれば【1日に0・5回】の新陳代謝となります。
その差は実に4倍!
勿論これはあくまで、判り易く説明する為に設定した数値でありますので、現実とは異なります。
異なりますが‥ここに、子供と老人の間に明確な差違が生じた訳です。
そして、これこそが時間の感じ方に影響を及ぼす原因ではないかと高校生の私は考えたのでした。
当時はまだ、さほど「1日が早い」とは感じていませんでしたが、それでも幼稚園の頃よりは、時間の経つのが早い感覚はありました。
そして、周囲の大人たちの話を聞く限り、これから先成長するにつれ、より加速度的に「1日を短く感じるようになるであろう事」は容易に推測出来るものでした。
そこで私は、自分の細胞の生まれ変わる時間を基軸に時間を測ってみようと思ったのです。
【細胞(子供)】
χχχχχ
↓↓↓↓↓
――――――――
1 2 3
←時間軸(日数)→
【細胞(老人)】
χ χ
↓ ↓
――――――――
1 2 3 4
←←時間軸→→
【χ】は自分の細胞が1回生まれ変わる時間=個人時間の【1日】とします。
すると‥
個人時間の1日=絶対時間の0・5日。
【老人】
個人時間の1日=絶対時間の2日。
絶対時間と云うのは、一般的に時計で示されている時間(1日は24時間など)の事です。
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