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名うての泥棒猫4(高新+銀さん)

:やはり前記事からry



「てか新八も新八だぞ?高杉と何度も別れようとしたんだろ?なのに何でそこで別れてねーんだよ。そこで首尾よく別れてたらここまでややこしくなってねーよ」
「……ややこしくしてんのはテメェでしかねえなァ銀時(ギリィ)」
「なあ。どうなんだよ新八」(←聞いてねえ)
「いや、まあそれは……でも何というか、どれだけ悲しくなろうとも憎く思っても、やっぱり僕は高杉さんを放っておけなかったんです。この人を放っておいたらマジ勝手にどこかで死んじゃったりしそうだし……」
「あ?この俺が銀時の首獲る前にどこかでおめおめと死ぬだと?寝言は寝て言え小僧(ケッ)」
「またそういうこと言う。だって仕方ないですよ、高杉さんったら雨の日にずぶ濡れになってたり、斬ったか斬られたんだか勝手に血まみれになってふらっと現れたり……そんなんばっかり見せられて僕が放っておける訳ないじゃないですか」

「んだよそれ、とどのつまりは新八が高杉に絆されただけじゃねーか。お前の優しさにつけ込まれてんだぞそれ、あれほど捨て犬とか拾うんじゃありませんって銀さんが言ったのに!(キィィ)」
「だって仕方ないでしょうよ、それに元々は定春だって捨て犬だったでしょ!?僕に言うんだったら神楽ちゃんにもそれ言ってこいよ!(キッ)」
「そりゃそうだけど、今は違う話なの!すぐ神楽に責任転嫁するんじゃありません!お前の八方美人のせいでこんな事になってんだよ!」
「してないですよ、だいたい銀さんがおかしなこと言うから!八方美人って何だよ、僕が誰彼となく世話焼きなのはアンタと神楽ちゃんにも多大なる責任がありますよ!?」(←本当に)
「ったくよォ、どいつもこいつも平成最後の夏にかこつけて盛り上がってんじゃねーよ。しまいにゃ新八まで男連れ込むってオイ、平成もいい迷惑なんだよコノヤロー!浮ついたハッシュタグ野郎からただのメガネに戻れや!(ダンッ)」
「知らないですよ、つーかハッシュタグなんて付けた覚えもねーよ!?むしろ平成最後の夏も何も関係ないです!平成も何も、僕と高杉さんがこんだけ長く付き合ってきたっていう事実しかないんですよ!アンタはそろそろ僕の眼鏡に謝れマジで!(ガンッ)」
「お前がどこの馬の骨とも知れねー男と付き合うからこんな面倒な話になってんだろーが!俺の気も知らねえで勝手な事ばっか抜かしやがって!ちったァ俺の身にもなってみろ、すげー今泣きそうだから!」
「高杉さんは馬の骨じゃねーよ、銀さんの幼馴染でしょうよ!むしろ銀さんとは勝手知ったる仲でしょ!?てか泣かないでくださいよ、泣きたいのか怒ってんのかどっちですか!アンタのそういうとこが心から面倒だよもう!」
「だからそれが一番の問題点なの、一番許せねえ点だっつーの、何でよりによってお前が高杉と……つかうちのガキどもはマジ俺の言うこと聞かねェェェェ!!神楽も神楽なら新八も新八だよ、どうなってんだてめーら!(ガタッ)」
「それはアンタのせいだよ、てか銀さんこそ僕と神楽ちゃんの言うことなんて聞きゃしないでしょうが!!(ガタタッ)」

「……オイ待て、何でいきなりテメェらの痴話喧嘩みてえになってやがる。どこからおかしくなった」



A.最初からです


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