日常なり 幕末なり

ある新選組好きな人に

「新選組好きなのに高杉晋作も好きとかありえない」

とか言われました。
えぇえぇそうでしょうとも。

歴史を片側からしか見れない人はね

好きな人が全て正しいとは思わないです。
其々に正義をもって其々に決めた道がある訳です。
そこを好きになるんですよね。
倒幕だの佐幕だのって言うのはこの際関係ないんです。
生き様に惚れるっていう。

お前みたいなやつがなぁどっかの訳わかんねぇ国みたいに暴動とか起こすんだよ

と、腹立ったので書き殴ってみました。
どうしてこう、自分の考えを押し付ける人が多いのか。


で、新選組要素が不足していた私に思いもよらない形で新選組が舞い込んできたので考えてみた。
あと暇だったので。

局中法度。

まぁ、切腹ですね。
不逞浪士を斬った数より隊士を粛清、切腹させた数の方が多いというのは知られてます。
私はコレ聞いた時「えぐいなぁ」と少なからず思いました。
そこで止まっていたものを進めてみたら、

仕事中に死んだ隊士は少ないって事にならないのか？

と思い至りました。
あの幕末において、あの立場においてコレは凄まじいとこだと思うんですけどもどうですか。
前にどっかの小説で土方歳三が

「負け戦はしない。根回しして確実に勝てると確信してから仕掛けるもんだ」

と何とも副長らしい一文を読みました。
コレなんですよね。殉職者が少ない理由。
副長のこの思考回路で隊士たちはある意味守られてるんです。
敵を討つ訓練ではなく死なないための訓練と言いますか。
コレ言うと賛否あると思いますが、「死の美学」クソ喰らえの私はこう考えました。

相手を倒す＝死なない＝強いわけで、死を恐れずに突っ込んでいくのはただのバカですからね。

だから「鬼」になって従わせなきゃいけない。
組織作りに人は不可欠で、居ないとお話になりませんもんね。


などと久しぶりに長々且つえらそうに書いてしましました。
支離滅裂で何書いてんのか分からなくなってきたけど、要は永倉新八最高って事ですよねうん。