某新聞の書評で紹介されていて、おもしろそうだったので買ってみました!
2010年8月6日発行だぞ、これ。
新刊を買うの、久しぶりすぎるわ!
新刊って、高いからなかなか手を出せないんですよねー。
それはさておき、タイトルの『オーパーツ』に惹かれて買いました!
なぜオーパーツに興味を持ってるかというと……まあ九龍の影響だよね(爆)
ほら、あのゲーム、オーパーツがたくさん出てくるから\(^o^)/
作者のさくらさんが中南米に行って、オーパーツを巡る旅行記です。
出てくるオーパーツは
・アカンバロの恐竜土偶
・太陽の石
・チチェン・イツァー
・コスタリカの真球群
・黄金ジェット
・カブレラストーン
・ナスカの地上絵
・クスコの石組み
・空中都市・マチュピチュ
・イースター島とモアイ
です。
これらを見た感想や、見に行く途中で遭遇した事件の数々が、かなりくだけた話し言葉で書いてあるので読みやすいです!
しかもこの方、とても斬新な発想力というか物の見方をもってらっしゃるので、読んでて小気味良かったw
あー、オーパーツっつっても、そんな構えることはないな!と思えた。
それまでは都市伝説の一つみたいに感じてたんですが、なんか一気にオーパーツが身近になったわw
でも目から鱗が落ちたような感覚も味わえました!
ガイドブックや図鑑に掲載されているようなオーパーツの写真って、ほんの一部なんだそうです。
例えば恐竜土偶ってのは3万2千点あまり発掘されたそうですが、ガイドブック等に載ってるのはその中のごく一部の恐竜に似てる土偶だけ。
実物を見た作者曰く、大半がとても恐竜には見えないような妙なものばかりだったんだってw
「基本的に適当な作品ばかりでその中にたまに恐竜タイプが混じっているだけ」by作者
そうかー、図鑑とかをそのまま鵜呑みにしちゃ、ダメだな。
もしかしたら、信憑性を出すためにわざと都合が悪いものが消してるかもしれないから!
でもそう言ったら、この本のこの記述だって、面白さを出すために演出してる部分がないとは言い切れない訳で。
ね、難しいよね。
自分が読んだものをどういう風に取り込むか。
とまあ、信憑性はさておき、思わずふいてしまうような面白さがある本でした!
写真もいっぱいあって、楽しかった^^