ため息ソーダ

しろは√！

まずうみちゃんがまた更にキャラ変わりました。
更に幼くなって、口調も舌ったらずな感じに。
今まで出来てた事も出来なくなったり謎は深まる。。
うみちゃんのチャーハンがなくなった結果、しろはと食堂とかしろはの料理が楽しめたわけだが。


そしてそしてしろは√！
うん、めちゃくちゃ好きだった。
しろは√というよりは、しろはと羽依里のお話って感じ。
この√で羽依里の過去、というかどうして鳥白島に来たかの地元で何があったかがようやく語られた。
お互い傷ついてて、似た者同士の二人。
そしてお互いによって眩しい夏を取り戻すのがジンときました。

この√ではサブキャラがかなり絡んできて(鴎や紬は出てないけど。立ち位置的に仕方ないか)少年団の絆、というか友情が仲良くなっていく過程がよかった。
そこにじょじょに溶け込んでくしろはが丁寧に描かれていていい。
巻き込んでくれてありがとう、というしろはがよかった〜。

四天王スクワット、妙にくせになって好きだ(笑)
おじーちゃんCV白石稔で驚いたり。
少年団といえば、良一、貴様はのみきが好きだと思ってたぞ！しかししろはに対しての好きはそういう好きじゃなかった…なのもいい流れだった。

完全な悪人はいないけど、輪から外れてしまった二人の、何かを取り戻す物語。
しろはというキャラのよさでもあるんだけど、どちらかがかよわすぎて頼りっぱなしじゃないのがいいよね。

しろはは見た目のように無口無愛想キャラではなく、普通に喋るし照れたり怒ったり素直だったりで可愛かった。
近寄りがたいはずの設定なのに普通の女の子感。困りギャグ顔すき。
CVも合ってた！
小原好美さんといえば私はかぐや様の藤原書記なのでこういう静かなキャラは初めて聞いたけどとてもよかった。静かすぎず、かよわすぎず。


とにかくみんなのわちゃわちゃ感が楽しかった√。
これなら一番最初にしろはやってもよかったかもしれない。
むしろ一番最初にやった蒼が一番真相に近いんじゃ説。


しろは、いち√としてはめちゃくちゃ好きだったんですが唯一指摘するとしたら。
……ちょっと物足りない。
いや、起承転結うまかったし二人が惹かれる過程も、二人が乗り越える描写もよかった。告白もラストだったし。

で、何が物足りないかっていうと、まあ自分のプレイ順序もわるいんだけど、｢Keyメインヒロインだから何かあるんじゃないか｣｢ただのひと夏じゃなくて物語の根底や世界観をくつがえす何ががあるんじゃないか｣と思いながらやってしまったせいで、あれ？もう終わり？ってなってしまった。

もちろん、途中でうみちゃんが橘の木にいたり、海で溺れたしろはの時の編み人、船の周りにいた蝶……など、残された伏線はいっぱいあって。
一応四人ヒロインだけど、四人目のしろはで終わり？いやKeyだから何かあるよね、え、まさかないのかな、一応しろは綺麗に終わったけど……とか疑いながらやってしまったせいで消化不良。

あとから見たらしろは、埋まってないスチルや差分あるので、まだ何かあるって信じてる。

しろは√はもうなくて別の真ヒロインが出てくるのはいやなんじゃ〜〜もう少ししろはを堪能したい！
(公式サイトでメインヒロインぽい子を全面にばーん！って出して後から真ヒロイン出てくるのはあるあるだけど私はメインヒロイン好きになること多いからちょっと悲しいんだよね。ABも最初ゆりゆりメインだと思ってたから、え、天使！？ってなっちゃったし。小毬もメインだと思ってた時期がありました)


まあ結論、
しろは√めちゃくちゃよかったけど、自分の疑心暗鬼プレイのせいでちょっとだけ消化不良。

でも四人全員終わったらスタート画面から全員消えて、『Restart』から『ALKA』というボタンが。
よかった、やっぱりまだサマポケは終わらないんだ、という気持ちに。
アルカ、とはなんなんだろう。OPにもあるアルカテイル。

たぶん期待通りまだなにかあると思うから楽しみたいと思います。