16年一緒にいてくれている哲ちゃんですが、腎臓病が「末期」との診断を受けました。



毎日朝晩している輸液も効果がない程になっているそうです。
腎臓の機能がほぼない状態だそうです。貧血もあります。




家族会議を開いた結果、「積極的治療は行わない」ことにいたしました。




いたづらにストレスを与え、哲を苦しめずに逝かせる為です。




もしかすると、これから神経症状が出るかもしれません。哲が苦しむ姿を、自分でどうやって行動すればいいのかも想像がつきません。



苦しむ中、出勤しなくてはいけない日がくるのだと思うと情けないし、不甲斐ないし申し訳ないし。




家族皆、泣きました。父も泣きました。




哲がどういう最後を迎えても、誰も責めないと話ました。




「たくさん愛してやろう」それが結論です。




悲しいというより自分の無力が悔しくて、勝手に涙が出てきます。



「いつか来る日」分かってはいるつもりだけど。



多分、「今まで通り」に私たちが生活するのが哲には居心地がいいのではないでしょうか。




哲に出来るだけのことをしてやりたいので、私にできることは




たくさん話しかけ、撫でてやること。

自分が丈夫でお金を稼ぎ、哲の環境を整えてやること。

うろたえないこと。




私が具合悪いときに哲が一緒にいてくれたように、自分もそうしてやりたいです。