あ、明けましておめでとうございます。
三が日あたりにでも日記を書こうと思ったのですが、いつの間にか13日になっていました。
憧憬之華も一応完結したし、色々と補足したいなぁと思っていたのに、時間が経つのは早いですね。
憧憬之華は一応、あれで完結です。
結婚まで書きたかったのですが、そこまでの気力が無く、最後にちょろっと書いて終わりにしました。
またいつか最後まで書く意欲が溜まったら書きます!!
ちょこっと書いたのですが、二人が正式に結ばれるのに三年ほど懸かります。
ラクスが宮廷入りしたのが997年で立后するのが1000年なので、後三年ほど懸かっています。
その間にもう一度後宮が開かれ閉じられることになります。
完結した時点では後宮は閉じられ、側室は一人も残っていません。
キラは皇帝なのでそのままとはいきません。
二人はこそこそ会って愛を育んでいくと思います。キラは妻はラクスだけと強く望み、ラクスは愛人でいいと譲らない。
キラは朝廷を説得する前にラクスを説き伏せなくてはならないので、きっと大変です。
ラクスは頑固ですからね。
薔薇姫の最期は最初から決めていました。
彼女は側室の中でキラに対する愛情が強く、寵姫としてのプライドも高かったです。
キラに恋をし、そしてキラが誰か他を求めているのを気づいてしまった彼女は、愛情と一緒に憎悪を育てていました。
けれど姿の見えない相手への憎悪は形となって表に出ることはなかったのです。
皇后へとの声が高くなる中、キラの想い人であるラクスが現れ、そして寵愛が奪われてしまったのが憎悪を爆発させる原因にもなったのです。
それまでの薔薇姫は皇后となっても、何の問題も無かったと思います。
イザークが皇后に薦めたのも伊達じゃありません。薔薇姫の慈愛や徳の高さは本物です。
それでもまあ嫉妬が彼女を変えてしまったという流れですね。
今回後宮モノを書こうと思った時、後宮には魔が潜むを強調しようと決めていました。
嫉妬で狂う様子を書きたかったんです。
その末路も。
嫉妬で狂ったまま、狂気の中で死ぬ。
ラクスの目の前で死なせたのは、ラクスに一生忘れない傷を作るためです。
誰かが傷つき命を落としても、キラと一緒に居る未来を選ぶ。
それもテーマでした。
綺麗なだけの愛を書きたくありません。
シリアスだとやっぱり汚くなってしまいますね。ずっと互いしか見えてない二人で、まあ純愛だけど、純真さを持ったまま成長するのは難しい、不可能です。
特にキラは歪んでいきます。
ラクスはそのまま純真さを失わずにいくけれど、周りの汚れを被っていくという流れが私の中では多いです。
キラは変わらないラクスの心に惹かれたり憧れ続けています。汚れを被ってもそれでもラクスの本質は変わりません。
そのせいで悩むし苦しむ。
それでもキラへの想いを諦めずに、強くなっていきます。
憧憬之華はキラの権力が強いので、他の小説よりはあっさりくっつけられました。
他の連載はキラとラクスの関係が同等か、ラクスが強かったりするので一筋縄ではいきません。
ラクスは自制心が強いので他を優先し、自分は二の次三の次になり、そうなるとくっつきません。
30話で終われたのも多分その設定のおかげかな。本当はもっと短くまとめるつもりでしたが、過去や二人の想いを書いてたらあんなに長くなりましたorz
最終話なんて5話分ほどの文字数です。
誘拐されたラクスがキラに救出されて、薔薇姫が自殺して、ラクスが実家に帰って、それをキラが迎えに行く、という流れを1話におさめたかったのですが簡単にいきませんね。
サイトを開設して今年で6年になりますが、全然成長できてないなと思います。
何回か憧憬之華はキラの不安を書いてきました。
桜の下に死体が埋まっているという話は薔薇姫の自殺の伏線として書いたり、まもる力がある、とキラが思っていたのは、そんな力は結局は無かった、という流れを書きたかったからです。
その辺を上手く表現できたらな、と思っていたのですがいかがでしたか?
ぐだぐだと長く書いていたので多分伝わり難かったと思います。
今年はもう少し短くまとめたいです!
昨日、NO NAMEのWの目次ページをリンク貼りました。
もう少ししたら連載を開始できそうです。
1月は忙しいので無理ですが、ラクスの誕生日ぐらいには始められたらと思います。
あ、あとイラストを数枚かアップしてあります。こっそり連載の影響で本編沿いの格好や表情が多いですね。
TIL NA NOGのプラント編の連載は未定です。
遅くなりましたが、今年も Nirvana をよろしくお願いします!