大したことは全く書いていませんがネタバレにはご注意ください
紅葉坂殺人事件
数日前に読んだ雪が降る等と同様、親戚から送られてきた中の一冊。
作家は津村秀介さん。
あらすじ
横浜の紅葉坂で貿易会社社長が何者かによって殺害された。容疑者として浮上したのは部下の男。だが、ルポライターを職業にしている主人公は犯人は別にいると考える。
序盤から中盤にかけては正直詰まらない内容。続きが気になって仕方ない、という気持ちが全く起きない。
が、文章に力がありとても読みごたえがあるし(堅苦しいという見方もあるが)、終盤に判明する事実も予想していながらも意外性があり、楽しんで読ませて頂いた。他の作品も是非読んでみたい。
昔の作品なので、現代を生きる若い方には少々とっつきにくいかもしれないなあ…。
犯人について触れています、ネタバレには大いにご注意ください
インパクト絶大なタイトルに惹かれて購入。
読み始めてすぐに違和感と疑惑に襲われた。ハサミ男は女性なのではないか、と。『ハサミ男』と名乗る人物の視点を読むと、名前は明かされない、容姿は小太り…、と、この人間が男性なのか女性なのか全く読み取る事が出来無い作りとなっている。『ハサミ男』というタイトルから、作者は読者に犯人は男性なんだという先入観を持って欲しいと願っていたのかも知れないが、却って違和感だらけ。
それが判明する終盤が一番注目するシーンだが、残念ながら大して驚きもせず。
それでもなかなか興味深くて面白く、なかなかのページ数なのにさらりと読む事が出来た。
それにしても刑事無能すぎる…、あそこまで掴んでおいてハサミ男を見過ごすとは…。
話題:今日見た夢
私が見る夢は悪夢が多い。竜巻がやって来たり、身内の葬式だったり、飛行機が爆発炎上したり…。
本日は二本立てだった。
一つ目はどこぞの小説かドラマか?と思われる内容を第三者の視点から見る夢。文字通りの悪夢で残忍な夢。
二つ目。
とある建物の中から外を見ている映像から始まる。外は山が見えるだけで他には何もない。それを数人の人達と一緒に眺めている。
突然アナウンスが流れた。楽しそうな女性の声が聞こえる。
「右手をご覧ください。お台場ガンダムに対抗しよう!を合言葉に当社が精魂込めて作りました、ウイングガンダムです!」
巨大ガンダム登場。歩くガンダムに驚く観客。
で、夢が醒めた。
ガンダムに全く興味がないもので、実際にウイングガンダムなるものが存在するのかさっぱり判らない。早速ネットで検索。
……あるんだ。
そう言えば中学時代の友人が好きだったのを今思い出した。