こんばんは!15000ヒットを記念した企画「思い出の曲とエピソード」の第3弾は、パーカッションパートがお送りします♪
2年 M.M
私の思い出の曲は山里佐和子作曲の「三つの朝の情景」です。三楽章で構成されていて、つい眠くなってしまいがちな二楽章がとても綺麗な旋律を奏でるのでつい聴き入ってしまいます。
この曲は打楽器三重奏で、私が高校二年生のとき、アンサンブルコンテストで演奏したものでした。
私は高二の春に途中入部して楽器の技術は部内でもビリレベル。みんなに置いていかれないようにするので必死でした。そんな中、打楽器アンサンブルの魅力に取りつかれ何としてでもアンコンに出たいと思い、同パートの後輩と打楽器経験者のサックスの後輩を誘い、三重奏をやることにしました。私という技術も統率力もないパートリーダーの中で曲を作り上げるのはものすごく大変でした。それでも後輩二人と、そして先生方と毎日毎日全力で曲と向き合っていきました。
ずっと応援してくれていた部員みんなの思いを背負ってホールに立った瞬間は今でも覚えています。そして結果はめでたく金賞をいただくことができました。
この曲は今まで惰性で生きてきた私が全力で努力した結果の集大成でもあると思っています。
今でも時々アンコンのDVDを観てはニヤニヤしてしまいます。日々の練習に夢中で前髪切るの忘れていたせいで暗い子みたいなんです(笑)
2年 K.K
私にとっての思い出の曲は、ジェイムズ・スウェアリンジェン作曲の「 Eiger 」( アイガー ) です。山頂を目指して山を登っていく情景が背景にあり、壮大に終わるかっこいい曲です。高校1年生の地区大会のときに、この曲で初めてティンパニを担当しました。吹奏楽を始めてまだ半年くらいだった私は、ティンパニの扱い方はおろか楽譜の読み方すらままならず、最初に合奏したときには全くついて行けませんでした。指揮をしていた顧問の先生からは、「そこのティンパニなんで入らないの?」と何度も指摘されました。あまりにも落ち込んでいるように見えたのか、当時の部長さんからは部活を辞めてしまわないかと心配されてしまいました(笑)しかし、先生やパートの先輩方に丁寧に教えていただき、本番の舞台では、緊張しましたが楽しく演奏することができました!先生にも、のびのびと演奏してたね!と言っていただけました。
思い出の曲を一曲にしぼるのは難しいですが、この「 Eiger 」をはじめ、様々な曲を通して吹奏楽の楽しさを知ることができました♪
1年 S.K
想い出の曲は?と聞かれて頭に浮かぶのはアンサンブルで演奏した「ノームの森の物語」という曲です。中学2年生の時、地区コンクールで金賞をいただき、その先の県大会の舞台までわたしたちを連れて行ってくれました。
この曲は4つの場面に分かれています。その中でも「狩」の場面はパーカッションらしい太鼓系オンリーの、タムタムとティンパニの四重奏です。一人一人みんな見せ場があります。ティンパニは何回か演奏したことある楽器でしたが、この曲でのティンパニがわたしは一番記憶に残っています。
あの時は目の前の出来事がただただ嬉しかったのですが、今想い返すと一緒に演奏したあの3人にとっても感謝しています。ありがとうございました。
1年 M.H
吹奏楽歴が比較的浅い私の思い出の曲は、「ホープタウンの休日」です。
高2のときに入部した吹奏楽部で、夏のコンクールに向け、入部した四月ごろから夏休みまで練習をし続けていたおかげか、いまでもシロフォンやタンバリンに触れると、あの特徴的なメロディを無意識にやってしまうほどです(笑)
部活合宿でもみっちりやり、顧問のあつい指導や、部員全員で涙流しながらの曲会議をしたり、この曲にはずいぶんと汗と涙を流しました。
そしていざ迎えたコンクール、直前の練習まで不安にさらされていましたが、本番では練習でも出なかった素晴らしいメロディが出て、コンサートホールに響いたのが忘れられません。結果、ゴールド金賞。私の高校二年の夏は、史上最高に有意義で素敵な思い出となりました。それもこれも、この曲がなければ、ほかの曲では味わうことができなかったことでしょう。
どうでしたか?みんな長文ですね(笑)
厳しい練習も、それぞれの糧と思い出になっていくのですね。
以上パーカスパートでした!!