蔦内せんせいは
我が不出来に
ほとほと嫌気が
さしました
あなた方は
汚物を目の当たりにし
憐れみ蔑み悲しむのです
絵に描いたような
裸足で駆けてくような
馬鹿のサザエなのです
誰も見ないで
誰も触らないで
誰も知らないで
お願い神様と願えども
神様は私でした
ここに在るのだから
私は今日も
ほとほと悲しむのです