不安は、腹をくくることでしか、解消されない。
恋人でもいたら、支えになるのかもしれないなあ、と思う時がある。
年明けすぐくらいに告られた男子を、ふるんじゃなかったよなぁ、と、ちょい後悔もする。
でもなぁ。
もし、彼氏になったとして、毎日『頑張ってね』て、メールを送って来られることを考えると、
これでいいのだ!
とも思う。
川上弘美いわく、
『人は人に恋する権利を持つが、人は人に恋される権利は持たない』
そうなので、
他人の自分に向けられる好意と励ましを、ウザいと思ってはいけない。
いけないけれど、
『頑張って』
だけじゃ、意欲のたしには、ちっともならないのだ。
ほしいのは、視野が狭くなりがちなわたしの、視点を切り替える一言や、笑える一言。
好かれようとするいい人は、
退屈で、少し浅ましい。
これは批判以上に、自分への戒め。
好きな男に、いい子ぶってふられる理由が、やっと少しわかった気がするということで。
つか、
一条ゆかりが、
『男に選ばれる女は、
戦力になるか、癒やしになるかのどちらかだ』
と言っていたけど、
わたしのニーズも同じだわ。