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嘘吐きがついた一つの真実

信じないならそれも嘘。



甘い嘘


リクエストにお答えして「嘘」で小説を書く方向けお題。
といいつつ詩でも絵でも漫画でも、続く言葉を考えるだけでも。
タイトルにしても作品内に文章を使っても可。お好きなように。


****

・もう、嘘ばっかり。

「知ってる?ペンギンって鳥の仲間なんだよ」

「カタツムリに性別はないんだ」

「蜂ってさ、物理的には飛べるはずないんだって」


もう、冗談ばっかり。
そういうと彼は拗ねた顔をして「本当なのに…」と呟いた。



****

・煽る様な嘘

「…下……山下君」
「んん…お母さん」
「…先生はお母さんではないですよ」
「はっ!す、すみません!」
「山下マザコンだもんな〜」
「マザコン〜」
「ちっげぇよ!」
「マザコンなら仕方ないですね」
「先生!?」



****

・嘘を吐くな

「俺達の間に隠し事は無しにしよう」

そう私に言った貴方が、これは一体どういう事でしょう。


「パソコンのねこフォルダ開いたら、エロ画像でいっぱいだったんだけど」
「ぶはっ!!!…いや、それは、ちょっと………ごめんなさい」


****

・甘い嘘

「これはもう運命だよね」
「永遠に、このままなら良いのに…」
「ずっとずっと、愛してる」

その瞬間は本当でも、今となっては全て嘘。

この日のために取っておいた、彼から貰ったペアのネックレスをつけて、式場へと向かう。

「私はあなたの事忘れたことなかったのに」

なんてね。



****

・と言ったら嘘になる

「嘘だよ、と言ったら嘘になる」
「そりゃあな」
「嘘だと知らなければ、それは嘘じゃない」
「うん」
「…世の中には知らなくても良いことがあるんだよ」
「おい、ちょっと待て」



様々な嘘をありがとうございました。
ご意見ご感想などありましたらどうぞ。
→少し書かないうちに文章の書き方忘れた。ギャグがぬるい。残念。



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