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じゅうく。

久しぶりに本(小説)を読みました。

『ぼくのメジャースプーン』(辻村深月/講談社文庫)


追記にて。ネタバレあります。

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じゅうはち。

じゅうななだけ、タイトルが番号じゃなかったべさ。


最近マンガばっか読んでたから、久しぶりに小説を買ってみた。


『私たちが星座を盗んだ理由』(北山猛邦/講談社ノベルス)

5つの話が入っている短編集。
言わずもがなミステリ。

この人の作品原作のマンガを読んだことがあったので、この本を読んでみたんですが、とても読みやすかったです。
まぁどちらかっていうとミステリというよりは、童話の方が雰囲気が合いそうだと思いました。


それでは個別に感想。

「恋煩い」
正直大体の話は読めてた。
女って怖いよね。
この短編集は5つのうち2つが女性目線なんですが、なんだかなぁ…。
これ、このあと修羅場確実ですね。


「妖精の学校」
タイトルからして童話っぽい。ずっと表紙の絵のイメージで読んでました。
結局集められてる理由はなんなのか。私の読みが浅いのかわかりませんでした。
場所がアレなのは関係あるのか。
最後らへんで「実はここバミューダトライアングルじゃね?」と思ったけどそんなことはなかったぜ!


「嘘つき紳士」
孤独な詐欺師と女性をつなぐケータイの物語(カバー裏より)
これだけみたら恋愛小説みたいですよね。実際読んでても途中まで恋愛小説っぽいと思いましたし。
結論。やっぱり女は怖い。


「終の童話」
もうタイトルが童話ですよ。
絵本化してほしい。この短編集の中で一番好きです。
最後にウィミィが取ったのは、結局どっちだったんでしょうね。


「私たちが星座を盗んだ理由」
おねーちゃーん!
お姉ちゃんが良い子過ぎてどうしよう。でも妹の気持ちも分かるよ。
子供の頃の回想メインで、夕兄ちゃん頭良すぎだろ、と思った。なんというロマンチスト。
最後のオチは一気に現実に引き戻される感じがしました。
コント番組なら笑いが起きてる。


殺人事件が起きて、名探偵がいてというミステリじゃなくて、現実が舞台の「恋煩い」「嘘つき紳士」「私たちが星座を盗んだ理由」もどこか『物語』っぽい感じがしました。だから架空の場所の「終の童話」がしっくりきたんだろうな。
面白かったです。



***
次に読む予定なのは、父さんが買ってきた「死亡フラグが立ちました!」と、ドラマ化するまえに読みたい「ステップファザー・ステップ」。

「死亡フラグが立ちました!」は父さんが私が読みそうだからと買ったらしい。ありがたし。

母さんが「死亡フラグって何?」って言ってて、答えに困った。
ゲーム用語?なのか?


「俺、この戦争が終わったら、結婚するんだ……」
とか言っても確実に通じないだろうから、
「これを言ったりやったりしたら確実に死ぬっていう言葉や行動で、マンガとかゲームによくある」
って答えたけど、当たってるかな?



実験するより恋がしたい

でも、そんなことより絵を描きたい。
消化したいお題もある。

時間の使い方が下手だなぁ〜、と思う。

明日は学校に行かなくても良いので、部屋の掃除をしたり、遊びの予定を立てたり、なんやかんやしたいと思います。



あ。
最近小説を買ったので読書日記をば。


追記にて。ネタバレあり。

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じゅうろく。

追記に感想。


今日は学科の友達と目的のないお出かけをしました。
地元民なのに海で写真とってもらって「どこから来たんですか?」と言われましたw

昨日は飲み会。友人の友人、つまりは知らない人とオールしました。
知ってるか、これでも私、人見知りなんだぜ。

一昨日は服を買いにいきました。
自分一人のときじゃ絶対買わないような可愛い服を買いました。

明日は声優好きの友人宅でDVDの観賞会です。
もちろん声優関係です。



私はいつレポートを書くのでしょうね。



感想はネタバレあり。

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じゅうご。


おかえり、ユニさん。
……あたってるよね?帰ってきてるよね?


ではでは、ひっさしぶりの読書日記。
表題作しか読んでませんけどね。
ネタバレあるかな?




「猫の舌に釘をうて」(都筑道夫/光文社文庫)

「私はこの事件の犯人であり、探偵であり、そしてどうやら、被害者にもなりそうだ。」の一文で始まる、手記形式の推理小説。
いや、元々「シンデレラの罠」っていう「私はこの事件の犯人であり、探偵であり、被害者でもある」という設定の小説が読みたかったんですけど。
とある書評で有栖川先生が「同じ設定なら『猫の舌に釘をうて』が断然面白い」とおっしゃってましてね。
うん、面白かった。
昭和三十年代の設定で、ところどころ解らない言葉もあったんだけれど、それでも面白かった。
手記なのに途中で読者への挑戦状が挟まれている理由とかね。
最初の一文と最後の一文が全く同じなのに、違う意味を持っているってのが、もうね。
ていうか、エピグラフを読んでなかったんですが、束見本に手記を書いているという設定ながら、エピグラフもちゃんとした伏線だったんすね。

短編集ですが、まだ表題作しか読んでません。


でも他のを読む前に、連城三紀彦さんの「戻り川心中」を読みたいと思います。
正直、この人の作品は2、3作ぐらいしか読んだことないんですけど。何故かloveの欄に入っているというね。
どこに惹かれたのか、読みながら考えてみたいと思います。
多分、ストーリー。



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