昨日思い付いた話。
骨格しかできてないのでさわりだけ。
※GL注意
先生の手はキレイだ。
くるくる回るろくろの上の土を滑る手。
短く切られた爪からは、作品に対する愛情が感じられて、私は少し嫉妬する。
私もあの手に触られたい。
あの手で私の体を滑るように撫でてほしい。
あの手を触りたい。
私も先生のように、優しく先生の全てを撫でたい。
悶々とした思いを抱え、私の爪が深爪になるほど短くなった頃、私は先生の彼女に会った。
先生が同性愛者だということも、彼女がいることも知っていた。
先生の手に愛される人が羨ましいと思っていた。
彼女の爪は指先から1cm程伸び、薄橙色にラインストーンが光っていた。
愛されるための爪であり愛すための爪ではなく、私はただただ嫌悪感を覚えた。
私は撫でられたいと思うと同時に、撫でたいと渇望するのに。
貴女はそうではないのですか。
*****
中途半端におわる。
爪切りたいな〜と思って思い付いたネタでした。
一段落ついた(?)んで、ひさびさに。
何でもいいから書くことって大事よね。
つづくことば234
次の言葉の続きを考えましょう。
詩や小説のタイトルにするのも可
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*取り返しのつかない愛を
どんなに話しかけても、応えることはなく。
どんなに抱きしめても、熱が伝わることはなく。
冷たくなる体は、心が離れていくようで。
時を止めたなら、
ずっと一緒にいられると思ったのに。
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*笑顔を思い出すたび
あなたの笑顔は
あの子とともに。
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*すれ違う自転車よりも
何よりも速く
貴方は私の知らない場所へ
この気持ちの意味に気付いたのは
背中も見えなくなってからだった。
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*まだいえないけど
一緒に暮らしたい。
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*ずっとふたりで
いたけれど
そろそろ川の字で寝たいよね。
そういって控えめに笑いながら、妻はお腹を撫でた。
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*暮らしませんか?
「………と暮らしませんか?」
夢かうつつか分からない。何と暮らすのかも分からないけれど、悪い条件には思えなくて、突然聴こえた声にうん、と返して、私はまた深い眠りについた。
ジリリリrrrrリン!
「…?」
手を伸ばすよりも先に止まった目覚まし時計。まさか超能力でも身に付いたか、と眠い目をこすりながら顔をあげると、
「あっ!おはようございます!」
背中から羽の生えた幼女がいた。
…………………あ、夢か。
「ちょっと!寝ないで下さいよぅ!」
グイグイと髪を引っ張る幼女。
容赦ない毛根への攻撃に、嫌でも目が覚める。
「初めまして天使です!これからよろしくお願いします!」
天使は万物に優しいわけじゃないのかと、多分何本か抜けた頭をさすりながら思う。
むかつくことに幼女の笑顔は、まさに天使のようだった。
お疲れさまでした。
感想などありましたら…
*「まだいえないけど」は、「まだ家無いけど」にかけてます。
楽しかったです!!
つづくことば234
※作者:さかなさん
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