最上級で愛してる！

『償いの夢路』

カイアスに勝った瞬間、時に変化が起きた。

気が付いたら、そこはまだ"黙示戦争"から間もない時代のヲルバ郷だった。

セラはふいに誰かが呼ぶ声を聞いた気がして歩き出す。

そこにはヴァニラがいた。
クリスタルとなって、眠りについたヴァニラだった。

セラはヴァニラの想いを感じる。

誰かを憎んで傷付ける──
そんな使命、私には怖くて果たせなかった。
だから全部ファングに押し付け逃げてしまった。
ラグナロクになる事から逃げてしまった。


一度クリスタルになったセラは知っていた。
──クリスタルになっても心は生きているという事。

ヴァニラの心の痛み、寂しさや後悔──大切な想いと一緒に、それを伝えたい人がいる。

いつか必ずファングを連れてくるから、待っていてヴァニラ。

セラは約束する。


＊

です＼(^o^)／

これが一番希望がありそうなエンディングでした！

ヴァニラ(´;ω;｀)
前作でファングと一緒に使命を果たせて良かったね…！

ちなみに黙示戦争とは、セラたちがまだコクーンにいた頃よりさらに昔の戦争です。
パルスのルシ(ヴァニラとファング)がラグナロクになり、コクーンを壊そうとした戦争です。
しかしそれを女神エトロは憐れみ、ラグナロクとなったファング、そして逃げてしまったヴァニラを強制的にクリスタルにした───大体こんな感じです！

コクーンにこの戦争についての詳細は詳しく伝わっていないので黙示戦争と呼ばれています。

ヴァニラとファングが主人公でこの戦争の話とか出来ると思う…(^q^)