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372

ながながとながらえたのち山茶花の
終のひとひらちぎれ落ちけり

371

割印を ぽこりと捺して 翌朝の
訪れを約し 日は沈みゆく

370

古の 神に捧げし 飲み物の
味へと還る 我が初恋は

369

赤青に 別れて燃える 空の中
分け隔て無く 星は輝く

268

ライオンに 就職してよ 君からの
優しさでできた バファリンが飲みたい

367

消えるなら 溶けて消えたい 痛みから
逃げるのならば 痛まぬように

366

暗い部屋 魔神の瞳 紅く燃え
主の帰還 待ち侘びて居る

365

寒い夜 ベテルギウスの 燃える日が
待ち遠しいと 少しく思う

364

寄り添って形を造る
軽鴨も 水の分子も チョコも 僕等も

363

茶柱の 立った緑茶を 凍らせて
幸せを保存 出来たら良いのに

362

あれ程に 見たくなかった 教科書が
恋しくなりぬ 一年目の春
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