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431

夕焼けを みるとお腹が 空いてくる
帰りたいけど 夕飯は自分で作らなきゃ

430

ポケットに 両手を入れて 帰ればいい
一つは哀しい 心が減るさ

429

降りる階までは一緒でなくていい
エレベーターで殿方とふたり

428

闇に人あらば「汝は魔か」と問うて
廻る正義の光 浅まし

427

下の段と 中の段の 半分に
ひたひた迫る 「あったか〜い」冬

426

このようにしか生きられぬ 命なれば
平蜘蛛の如き 我が身抱き眠る

425

気になって 仕方ない魚 目の端で
むしの擬似餌が ゆらゆらしてる

424 夜ぷち投稿歌 (10/16)

甘ければ甘いほど 時は儚い
蜂蜜色の 空を観ながら


苦笑いと 苦り切る顔 交差する
食卓は今日も ゴーヤチャンプルー

423

人生は 耐久消費財なのだと
新型が並び始めて気付いた

422

向かい風 切ったばかりの 前髪が
落ち着くまでは 吹いててもいいよ

421

嘆かわしきかな 嘆かわしきかな
己より後に 生まれし者よ

420

玄関は カレーの匂いが 充ちていて
夢から覚めて 幸せな現実

419 月光讃歌

虹色の 暈を纏いし 月の影に
白紗を掛けた ようなる貴女

暗闇も 優しく変わる 嗚呼君の
歌声は目に 見えない光

君と居る 朧月夜の 明けた後は
殊に冴え冴えし 十月の夜

418

水煙る ホームに独り 立つ女
ピンヒール二本 のみを縁に

417

男と女 一つ四阿の 下に居て
何も起こらぬ ことの不思議さ

416

待つも辛い 進むも辛い 君はまだ
ちょうど五つ前を出たところ

414

明かなる 秋月の影 吸い込めば
木犀の香に よく似たるかな

413

「鼻の高さ ごときで歴史 変わるかよ」
私もそう思ってたよ、かつては

412

賜りし 名でも無しにと 思えども
未だ正せぬ ままの「継子」よ
▼追記

411

手袋も マフラーもして 来なかった
君と帰ると 思ってたから
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