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313

色の無い イルミネーションが 照らし出す
色の無い顔 貴方が来ない

312

立てる木を 斧で断つとぞ 書き給う
「新」という字の 縁起の悪さ

311

弱り切った 我が腕を抱き 締め付ける
血圧計の 心地良さかな

310

鼻の無い 象の夢見る 我が心理は
利かない鼻は 要らないらしい
▼追記

309

仙人掌の 深紅の花よ 願わくば
我が喉をばな暴れ給いそ

308

「ブラウン管の向こう」という語 消え去って
尚も虚像は 虚像なりけり

307

優しさで 差し出した手の 温みすら
怯えなければ ならない時代
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