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617

混沌か秩序か 我らの本質は
争いてのち 至れる先は

616 題詠「骨」と「渚」

まっさらな 体になって 舞い戻る
この身を投げた 夏の汀へ

615 題詠「岸辺」

対岸の 青い芝生が 燃えるのを
眺める岸辺の 快きこと

614 題詠「玉」と「ロッカー」

たまゆらの 時を彩る 六弦琴
音も命も 飛び散ればおなじ

613

脈拍に 合わせて柵を 跳ぶ羊
耳を枕に 当てて数える

612 題詠「シャツ」

口紅を 残すのならば 襟の裏
奥様だけが 気付くところに

611

ぴよぴよと 音の鳴る靴 歩くのが
そのまま遊びに なるお年頃

610 題詠「取り消し」

「今の無し」と 言えば取り消して くれるのね
そんなもんよね 私の言葉なんて

609

最後くらい 俺に甘えてくれていい
その伝票は 置いて出て行け
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