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361

何処で生まれたか知らぬが 死に場所は
俺の身体だ ウイルス共よ
▼追記

360

三日間で 人は何処まで 行けるのか
呼べばまだ 間に合う気がしてる

359

手向けられた その瞬間から 花束は
朽ち行くカウントダウン始める

358 お題「祭日」 ボツ短歌

切れるのが 早過ぎるだろ 肩たたき券
「有こうきげん:ぼくがしぬまで」
▼追記

357 追悼

願わくば パラレルワールドの彼が
幸せな今日を 過ごせますように

356 じゆーりつ?

吊り下げられた姿だけでは
捨てられたか拾われたか判らない

355

わたしいまなにをしていたいやなにもしていなかった 日は暮れて行く

354

頬を持って 振り向かせても 意味が無い
その心ごと 掴まなければ

353

華麗なる 君のお手玉 観た後に
つまむ蜜柑は 温くて甘い

352

太陽の 王座危うし 北風は
少女のマフラー 奪える程に

351

さも強く 美しげなり 窓の中に
映りし吾は 吾が虚像は
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