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SUPER8


観ました!
110分程と短い映画でしたが面白かったです。


ネタバレ

まず題名は、SUPER8で子供達が映画を撮っている、という設定からきてるみたいです。
監督達が小さい頃SUPER8で撮った映画で知り合った方達みたいで、役の子供達にそれを映してるみたい。
皆が楽しそうに映画撮ってて良いなぁと思った。
一つの事に熱中出来る、本気になれるって本当に楽しそうで、輝いて見えるなぁって。
そういう風に見えちゃう時点で年取ったなぁとか、私負け組だなぁと思う(笑)

監督達も、ティーンエイジャー時代にSUPER8で映画を取り、それをSUPER8映画祭に出したんですって。
地元紙は青二才がって馬鹿にした記事を書いたのに、監督達の作品をスピルバーグ総監督が観て、自分のネガの編集をしないかと監督達に電話をかけた。
そのスピルバーグ総監督の電話を当時は思いっきり喜んだが、今の監督は笑いながら「僕はティーンエイジャーに自分のフィルムなんて頼めないよ(笑)」と。
それから7、8年フィルムの編集だけをやり続け、やっとスピルバーグ総監督に直接会ったんだって。
その時に駄目元で「SUPER8映画祭の…」と言ったらスピルバーグ総監督が
「ああ、わかってるよ!」
と。
勿論覚えてるさ、フィルムありがとうって。
7、8年てさ…
もう20代中盤〜30手前くらいじゃない?
監督達はそれでも一生懸命だったんだろうな…
そして今回の映画「凄く良い出来だと思うよ!電車爆発のとことかやってみないとわかんないと思ったけどうまくいったよ!」とSUPER8片手に覗き込んで笑いながら皆でワイワイやってた。
子役の子達も、演技直後笑い出したりして監督も笑ってた。
和やかな撮影風景なのに、映画の内容は母親が死んでしまった少年が、無意識に縋っていた母親から独り立ちする話。
映画の撮影で一緒に居るアリスという少女と恋するんだけど、アリスの演技が半端なくてね…

映画なんかもう撮りたくないわ。というアリスを主人公ジョーがもう一度やらないかって聞きにきたシーン。
アリスの父親が、「そんな奴とかかわるな!家に入れ!二度とアリスに近付くな!」と主人公を追い返す。
それを聞いたアリスが、一度家に入るんだけど、編み戸越しに「…やるわ」って応えるシーン。
たった父親に言われただけなのに、やるって言うアリスの心情。
アリスの父親は最初のジョーの母親の葬式シーンにしか出てないのに、アリスが父親を嫌っているのがよくわかる。
よくわかるし、アリスが反発でやる、と言うシーンまでの心情変化が凄く上手い!!!
アリスを"映画を撮らなきゃいけない"ストーリー展開じゃなく、"やる気にさせる"ストーリー展開にとても人の心情を描くのが上手いなぁと思わされた。
アリスの父親が仕事を休んだせいでヘルプで入ったジョーの母親が工場事故で死亡。
多分身体も残ってないだろうと、母親の顔すら見れないジョー。
アリスはジョーに引け目を感じていて、ジョーはただ、母親との思い出が一番温かくてSUPER8て撮った思い出の映像を観てしまう。それを知ってしまったアリス。
そんなジョーとアリスの関係も自然に近付いてた。
あの展開は本当に凄いなと思わせられる。

スピルバーグ総監督の人間の心情の変化は生々しく、リアルで、でも非日常の展開に引き込まれると監督が興奮しながら言ってた(笑)
私はE.Tも未知との遭遇も観ていないので、これが、スピルバーグか……と素直に感動した。
子供達のキャラも全て濃くて、一番地味な子が主人公ってのが良いんだろうなぁ…

監督達を見てて、私も何かに全力で一生懸命にのめり込めたら良いなぁと思った。
でも本気に熱中してる人は自分が一生懸命だって事に気付いてないんだよね。
だって、それが普通だから。



私は、最強のふたりを早く見たいんだあぁぁ…
すんげぇ楽しそう!!観たい!!!と思って借りに行ったらまだレンタル始まってなくて;;;
調べたら、またフランス映画でしたおー
ますます観たくなった。
早く!!!!して!!!!!!!


添付はサクサク描いたらなかなかうまくいったタイガー。
20分くらいで描けたぜ!!どやっ!
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