夜の水族館に今年も招待されたので行ってきた。

昼間と違い、閉館後の水族館は他の招待客以外は居ないので大水槽やイルカの水槽等、人気の水槽の前を陣取ってゆっくりと眺める事が出来た。

展示されている生き物達は去年と変わらないものの、今年は珍しい白ナマコや飼育日数最長記録を更新しているヨシキリザメ、スナメリと新しい仲間が増え更に賑やかになっていた。

白ナマコは身体の中で色素の作られていないナマコで、驚きの白さだった。
どのくらい白いかというと、蛍光剤入りの洗剤で洗った白シャツ並みの白さといえば想像しやすいのではないだろうか。

ヨシキリザメは飼育が難しいらしく、今回行った水族館では常設展示を目指して挑戦しているそうだ。
因みにヨシキリザメが居た水槽には去年、マンボウが居たのだが、どうやらお亡くなりになったようだ。
まぁ去年見た時、水槽内の水流に負けてたもんな…。

スナメリは定置網に掛かり衰弱していたものを保護し、学術研究の為に大水槽にて飼育しているそうだが、他の魚を追い掛けたり、悪戯して遊んでいる姿は同じ水族館内にいるイルカ達とはまた違った愛らしさがあった。


それにしても今年は動物達が例年とは違い、夜も元気に動き回っているのが印象的だった。
巣穴に籠っていたビーバーが珍しく外で毛繕いしていたり普段、夜に行くと大抵寝ているショーのイルカ達が遊んでいたりとなかなかに新鮮だ。

また今年はプロジェクションマッピングによるショーも行われていて、イルカやアシカのショーや餌やり等の体験、一部施設の利用不可を除けば日中に来たのと変わらないくらい楽しめた…のではないだろうか。