明後日の日曜美術館は、確かサイバラが憧れてる写真家の特集だった。

先週は、やりすぎと書いて『バロック』と読む、こてこてムーブメントの特集で、すげー楽しみにしてたのに、まんまと見忘れた挙げ句、なぜか『天地人』の最終回を見てしまった煮え煮えな週末だった。


来年は龍馬ですってよ。
どうでもいいけどさ、歴史ものに浪漫盛り込みすぎるのはやめれ。
テレビドラマに足りないのは、物事を突き放して見る眼差しだ。
暑苦しいったらありゃしない。


前に日曜美術館で、チラッと見た、一つ目の巨人の絵が忘れられない。

山の向こうに、一つ目の巨人が、今こっちに気が付いた風に描かれていて、本当にその異形のものに出会ったかのような錯覚を覚えた。

異形を描いた絵は色々見たけど、体温を感じたのは初めてだ。

あれは、誰のなんて絵なんだろう。