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ノスタルジックレインフォール(銀+さち)

*銀さん+さっちゃん*
*銀さん←さっちゃん*
*やっぱりさっちゃんが大好きである*





「銀さぁぁぁあん!!今日こそは私の愛を受け止めて!(ビュオオ)」(上空から落下)
「ってオイ、危ねーな。セリフ1から全力で落下してくるんじゃねーよ、俺にぶつかったらどうしてくれんだてめえ。歩きながらジャンプ読んでる俺の今の視界なんざほぼゼロなんだぞオイ」(←いやアンタの方が危ないってば)
「もうっ!銀さんの意地悪。抱き止めるどころかむしろかわしてさっちゃん砲を避けるなんてひどいじゃない、でも落下してくる女の子より徹底して自分の心配しかしてない銀さんが好き!瞬時に私の気配に気付くなんてさすが銀さんね、愛の成せる技ね!」(←ひと息に)
「ハイハイ。つか邪魔なんだけど、てめえが前にいるとジャンプすら読めねーんだけど。お前しか見えないんだけど、いや口説き文句とかじゃなくて(真顔)」
「(カァァ)……なっ、そ、そんなの、そんなのやめてよね銀さん、何なのよ急に、さっちゃんしか見えないとか、お前しか要らないとか、お前しか欲しくないとか、銀さんはいつだってツンからのデレがハンパじゃないのよ!揺さぶり方がもうプロなのよ、私の根幹を揺さぶるのよ、私をどこまで熱くさせるの、お願いだからもっとやってェェェェ!!(ズザァッ)」
「おいィィィィィィ!!誰もそこまで言ってねーよ、誰がそんなこと言ったよ!?物理的にてめえが俺の前に居ることを責めてるだけだよ!?つーかお前、乙女なのか痴女なのかどっちかに絞ってから来いよ。頼むからよォさっちゃん、たまにでいいから俺の話も聞けや。マジで」
「なっ……何なのよもう、今度はお願いなの?高圧的に責めた後はしおらしくなるパターンなの?さすが銀さんね。いつだって銀さんは私の想像を軽々と凌駕していく、いつだって銀さんは私の遥か先を行く。そんな銀さんだからこそry
「ハイハイじゃーな。俺今すげー忙しいから、なんたって今日は新台入替だから(スタスタ)」(←秒の速さ)
「待って銀さんっ!あなたのさっちゃんが新台入替くらい全然開店に間に合わせるから、元御庭番衆のさっちゃんがどんな手を駆使しても銀さんを必ず新台の前に連れてくから!」
「お前の元御庭番衆のキャリアをんな事に使ってんじゃねーよ!こんな奴に暗殺だの警護を任せてた時のお上の身にもなれっつーの!……てかさァ、てめえはもういい加減俺のこと追うの諦めた方がいいんじゃね?こんなんを延々と十年以上繰り返してんだぞ俺ら、そろそろ別の男に切り替えろよ」
「嫌よ。どんなにメタ発言かまされようとも、私は銀さんが好きなの。銀さんしか見えないの、銀さんが居なきゃ明日も見えないの!(キッ)」
「(はー)……そーですか。つーかもったいねーよな、さっちゃんは」
「何が?」
「お前いい女なのによ。フツーに、てかむしろカワイイし」
「っ!!??……何なの銀さん、銀さんが私のことを、か、かわっ……!?(ドキドキ)」
「おう。なのにてめえ、ここまでなびかねえ男を延々追っかけ回してるとか何だよ。あのいぼ痔忍者とか絶対ェさっちゃんのこと好きだろ」
「は?全蔵のこと?」
「うん」
「ないわね、全蔵とか。ないない、全蔵が私を好きとかある訳ないわ。興味もないわ。そもそも私、銀さん以外の男を男として認識してないもの」(←最後)
「いやだって、お前ら幼馴染なんだろ?同じ学び舎で育って?んで、職業は同じく忍。そういう二人は必然的にくっつくもんだろ。ジャンプのラブコメ枠にでも放り込まれるもんだろ」
「だからないの!全蔵とかぜんっぜん興味ないの、私は銀さんがいいの!ラブコメなら銀さんとしたいの!」
「んー。俺ァお前にはフツーの幸せも案外似合うと思うんだけど。職場内恋愛とかどうよ?」
「私は忍よ。たくさんの外道を斬ってきた、たくさんの外道に手を染めてきた。普通の幸せなんてとっくの昔に望んでないわ。……望んじゃいけないの」
「あ?そいつはお前がお前自身に課してる咎じゃねーか。なら、俺がお前の幸せを願うのもダメなの」
「だ……だめじゃない。銀さんがそう思ってくれるのは」
「だろうがよ」
「うん。ごめんなさい、銀さん……私、銀さんの気持ちをきちんと受け入れなくて。銀さんの幸せは、私の幸せの中にこそあるって事だよね(ぐすん)」
「いや待て違うんだけど、てか何この湿っぽい男女の雰囲気。俺の幸せ云々の話じゃねーよ、俺はお前に俺を諦めて欲しいって言ってんだけど」(←最後)
「(ハッ)……なら銀さんが私を幸せにすれば良いじゃない!それで解決よ!全部が丸く収まるしハッピーエンドよ!」
「だから違ェェェェェ!!俺が言ってんのはそうじゃねーよ!俺が無理なら別の男にしろつっつってんだよ!(ガタタッ)」
「何で今更そんなこと言うの!?だから無理よそんなの、第一銀さん以外の男に私を乗りこなせるとは思えない!」
「いやできるって誰でも、さっちゃんなら誰でも乗りこなせるから(真顔)」
「な……何それもう興奮するじゃないの!!私を焚き付ける為に敢えて別の男を匂わせるとか、誰にでもとかむしろ興奮してきたじゃない!そんな事言って私を煽ってもダメ!でも銀さん最高っ!!」
「……。……おーい誰か毛布もってきて、人一人包めて山奥に捨てられるだけの、頭沸騰した奴でもすっぽり包み込む優しい毛布ー」(←完全犯罪か)


「しっかしお前、こんな野郎のどこがいいんだよ」
「全部よ。私は銀さんの全てが好きなの」
「その熱意をもっと別のもんに向けてみりゃいーのに」
「私の熱意は全て銀さんに捧げたの。それ以外はお遊びよ(すっぱり)」
「ええええ、ちょ、この娘マジ頭大丈夫ぅ!?忍っつー自分の職業を完全に念頭に置いてねーんだけど!」
「ふふふ。恋は忍を女に変えるのよ」
「……ま、でもてめえはちゃんと忍だよ。ある意味忍らしくはねーけど。そんなん言ってて、さっちゃんは誰より仲間想いだしよ」
「っ!……銀さんこそ、そうじゃない。むしろ誰より銀さんが……いつだって大切なものを背負ってる」
「その中にお前も入っちまってるから、すげー困るわ。図らずもだけど」
「私を?私もその中にいるの?なのに銀さんは、私を幸せにできないの……?」
「んー。だってよォ、お前」
「何?」
「俺の両隣りはもう長い事埋まってんだろ?」
「そうね、銀さんの隣にはいつも新八くんと神楽ちゃが居て……って、だから余計に諦められないんじゃないの!あんなお子様共とさっちゃんは別物なんだぞ!」
「あ、やっべえ。藪蛇」







(銀さんがいつでも銀さんだから、私はずっと貴方が好きなの)





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