私は大手探偵社の調査員をしていますが、一番多いのは浮気の調査ですね。
もちろん、その証拠を集めるにはカンやコツのようなものもありますが、習熟も要求されます。
その上、突発的な事態に対し、即座に判断して行動する応用力も必要です。
特に、調査対象やその周囲に不倫調査を悟られてしまうと、依頼人を推定しやすいということからも、用心に用心を重ねるのは常識です。
対象者になった経験のある人の追跡は、さらに注意が必要です。
探偵を頼む上で大事な調査手腕や技術力は、会社の規模によるところも大きいです。
フランチャイズで幅広いエリアをカバーしている会社は、機材や調査手法の刷新に余念がなく、時代の移り変わりに合わせた改善を繰り返しています。
著名な探偵社は探偵や内勤職員の教育やステップアップにも意欲的で、必然的に仕事の品質にも表れてくると思います。
不倫相手の奥さんがきちんと勉強している人の場合、内容証明郵便で慰謝料請求を送付してくることは充分考えられます。
慰謝料はいくらでもとれるというわけではなく、先方が離婚するかどうかで変わってくるものです。
その時点で離婚していないのに高額すぎる慰謝料請求があった場合、すぐ返事をせず、弁護士に相談するほうが良いでしょう。
お互い結婚している者同士の場合、不倫をやめる契機になるのは、子供や孫を望まれたからとか、妻が妊娠したことが意外に多いです。
そこから相手に良心の呵責を覚えるようになったり、浮気相手との不毛な駆け引きに嫌悪感を感じたり、うっとうしく思ったりもするようです。
それに、職場が変わったり自宅が転居したときも今までと勝手が違うため、後ろめたさも手伝って、ついに精算したいという気持ちになるようです。
不倫調査で興信所を利用するなら、標準的な価格相場ぐらいは知っておいて損はないでしょう。
割高な請求を顧客の悩みに便乗して行うところも存在するからです。
それから、相場より明らかに安価な料金を謳いながら、あとになって必要経費といって、多数のオプションが付加されることもあるため、あらかじめ料金については、きちんとした説明を求めるようにしましょう。