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ヒーローごっこオマケ 続き

ケイタイから。
******

ひんやりとした心地よさ。

抱き締めた冷たい枕。

けれど顔の方は火照ってくる。

リナたちの前でどうして話題にしようと思ってしまったのか。

いえるわけもないのに。



でもどこかで、聞いてほしかったんだと思う。


枕が唇にふれた。

ふれるままに唇をすべらせて、なんとなく枕の角に口づけした。



…アメリア…



ふいに彼の声が聞こえた気がして、身体のなかに小さな衝撃が走った。

身体の奥から熱いものが流れて全部に広がっていく感じ。



彼の匂いがよみがえった気がして、アメリアはそのまま枕に唇を押しつける。

強く、強く抱きついても大丈夫だった。


恥ずかしさからむしろ必死に抱きついてジッとしていたら、背中からうなじにかけて撫でられた。


アメリア…


優しげに呼ばれた声の記憶。


「…ゼル…ガディス…さん」

小さくその名を呟いたとたん、身体の中を今まで以上に熱くて甘い衝撃が流れだした。

こんなゼルガディスは嫌だ

なあ、ゼルガディスってやっぱりムッツリなの?

さあ…どうでしょう?

日頃の会話から、時々変な言葉がもれない?

じゃあ検討してみましょうか?


そんな仲間たちからはじまったことによると…



『女の胸がなんであんなに柔らかいか知っているか? 頑なになった男の心をアレで溶かすためなんだよ』って酔ったときにいきなりいってきたなあ。
(ガウリイ談)


『女の胸がなんでふたつもあるか考えたことあるか? あれは、こっちばかりを可愛がっていると、もうひとちの方が、ちゃんとこっちもみて…となるように、一人の女でも男のわがままな浮気心を満たしてくれるためにあるんだよ』っていうのを聞いたことありますね。
(ゼロス談)

『女の明るい笑顔も、そりゃいいもんだが、眉をしかめて困った顔も大好きだから、そんなときは我慢しなくていいんだぞ』っていわれました。うーん、私はいつだって元気いっぱいでいたいのにー。
(アメリア談)


リナ「ガウリイ…あんたまさか、同調なんてしてないわよね…」

ガウリイ「しっ、してないしてない。俺はそんな…」

リナ「そうよね…変態への入り口に、ガウリイが立つはずないわよね」

ガウリイ「ああ…俺は…俺はそんなに柔軟性がなくても、好きなヤツの胸なら大好きだぞ」(超さわやかスマイル)

リナ「ばっ…ばかあああああ!!なんでガウリイのくせに難しい言葉、使っちゃってんのよー!!」

ガウリイ「おい、リナっ!?なんでマッハで逃げるんだー!?」

ヒーローごっこオマケ 続き

ケイタイから。
******

アメリアは夜風をきって進んだ。

夏の風はどこか熱を帯びている。

コトコトコト…と、宿の階段を小さくいわせて暗いなか、自分の部屋までかけのぼる。


それからウサギのように自分のベッドに飛びのって滑り込めば、ようやく気持ちいい冷たさに出会えた。

ヒンヤリとした、肌触りのいいシーツ。

アメリアは、ほっとしながらその冷たさにすりよる。

身体に小さな快感が走った。

そのまま、これまた大きくて気持ちよい枕を引き寄せて抱きしめる。


なぜだか、強く強く抱きしめたい気分だった。


冷たさを肌で味わいながら…けれど身体の奥一点には、いまだ消えない熱が宿っている感じだった。

ヒーローごっこオマケ2

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書くべし(>△<)
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こっちも停滞だってばよ☆

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てばよとかおまえがいうな……

ゼルアメ進んどらんぞ、うぬぬ。
(…最近、ぷ/よぷ/よのシェアルが好きです。なんか好みに共通点がある気がする)

それはさておき、レッツ、続き書き(><)

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