今年からデジタルに着手しようと思いつつアナログ画材がすきです。

主に水彩。
透明水彩がだいすきです。


水彩絵の具は水で溶くことのできる画材です。
油絵の具は油で溶くことのできる画材です。


水彩には大分して、透明水彩と不透明水彩があります。
一般に水彩と呼ばれているものは、透明水彩です。不透明水彩はたいがいアクリルなんて呼ばれるみたいです。


透明水彩は水によく溶いて使用します。水の量は描くひとの好みで決まります。


色味に透明感があるのが特徴で、紙の地の色を透かして色がでます。
透明水彩は上から別の色をのせると、下の色も透かします。
クリーム地の紙に青をのせると、うっすらクリーム地が透けて、緑色がかってみえるんです。
乾いた赤色に黄色をのせるとオレンジがかってみえるんです。
あまりたくさんの色を重ねると濁ってしまってきれいにはみえなくなってしまいます。


透明水彩は水で溶けてしまうので、描き終わった絵に水を垂らしたりなんかすると、もう、
鬱です。←


でも、基本的に色が薄いし、定着に時間がかかるので、うっかり間違って絵の具をのせてしまったときなんかには、がんばって拭き取ったりなんかすると結構修正きくので重宝します。


なにより色がきれいなことが私にとってぐっとくるポイントなんですが、

絵の具薄めるのが基本なので経済的なのと
絵の具固めたまま使えるので私のような面倒くさがりにはぴったりです(´∀`)←



透明水彩には滲みっていって、水や絵の具で濡らした紙に、新たに水分多めの絵の具を入れる技法があるんですが、
滲みで入れた色はとくに、二度とは出ない画面になります。
そのときの水・絵の具の量、温度、湿度、そんなものによってまったく同じにはなりません。
ぺったりと、マットにムラなく塗るのは、不透明水彩やパソコンなんかが得意なんですが、
でも、描き手が任意にできないその偶然性が、水彩のいちばんいとしい部分だと思ってます。


透明水彩についてはとりあえずそんな感じ(・∀・)