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余裕の心地と緊迫の余韻



鏡人の過去を箇条書きで記載したら、送信後にまた消えやがった

だから記載してた分の時間と労力ががが……!!
(2回目)



あまりにムシャクシャしたからシエル呼んで鏡人を地味に困らせてやったぜ!(大人げない)

大体鏡人が座ってるとその上に乗っかって来るんだよなぁシエル

つまり対面な訳ですが
全力誘惑モードなシエルをあっさり静観してる鏡人も何気にすげぇw

慣れの違いかぁ……
漣とかならまず無理だもんなぁwww

この2人のやり取りも書けたらなぁって思う
でも発言が色々とアウトだろうなぁ(ぁ)

シエルと鏡人の関係も傍目と違う面が有るんで、両者頑ななのはその辺りが原因だったりします









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思考を冒険しに行こう


コメントを見てADVゲームって何だっけ?と検索したらこの記事www.4gamer.net を見て納得しました


確かに1方向の話じゃ無いな、我が家の話www

横型フローチャート臭いもん、あからさまに


あろうことかいっそ『死なないトゥルーエンド』を番外編で出来ないか?とか思う位に←



話が一方通行だと『物語』としては綺麗に纏まるし、その一点に向かえば良いから、小説なんかには向いてるんだと思う


その点、自分の話はどうにも一方通行に向かわない

仮に『廃墟世界からの幸福転換』って着地点にしても、やっぱりキャラクターごとにバラけてしまう

Aを幸福ってとるキャラが居ればBこそが幸福!なキャラも居るし、どっちが間違いや正解とは言えないんだよなぁ

だから非常にまとまらないw


更に読み手の一体感(主観)も有るから尚更ごちゃ混ぜに……

極力理解、もとい『共感性』を体感して欲しい自分には難しいのですよorz


颯刃ってゲーム(本家)で言うと『喋らない主人公』だったから、個性や主観、目的があやふやなんだよなぁ

喋る主人公(我が家で言うならば漣や斎)に比べて色褪せてるもんな←

一時期、小説として表現するのは不可能なんじゃないか?
ってゲームブック化しようと思ったけど、根気が無くて無理でした
(そもそも小説にならない時点で足りてない)


でも、実は二次創作作品で見事にやりきった作品(横型フローチャートを縦にしたタイプ)を読んだ事がありまして……
不可能は無いのかも知れませんよね(苦笑)


我が家の更に厄介な所はキャラ毎に関わる話って事もあります

颯刃の視点じゃあリベリオンのルートはほぼ理解不能だったり

漣の視点じゃあ施設のルートは理解不能だし

斎の視点になるには一度夢鯨君の視点に変わらないと駄目だし


物語の全体図を知るには全てのルートを見ないと判らない

それぞれ話としては完結するも、なんか気持ち悪さ(爽快感)が無かったり……

全部のピースを嵌めて更に上から見て全部が解る気がしてます

これを自分の能力で表現するには、多分一生かかっても足りない気がする(遠い目)


颯刃が建てたフラグを漣が使ったりするんだからね
無茶苦茶ですwww




表現するのは困難、だからこそ奥深いのかなぁ
なんて思いましたよ



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0または∞、もしくは螺旋を辿る事

バトンのさりげないネタバレをさりげなく掘り下げてみる話



ネタバレを有り体に形容するなら
『繰り返し』の話





同じ事象を単純繰り返しているモノも有れば
似た事象を繰り返しているモノも有ります


世界規模的なループをしている訳では無いので、時間経過や成長等は起こっています

分かりやすくループする場所を上げるならば『廃墟』
然るべき手順を受けるとループする場所があります

然るべき手順=ミッションの受注、もしくは廃墟の探索活動の開始にあたると思います

廃墟症や無抵抗な一般人は大体同じ行動をとります
ミッション先で出逢う人が『同じ話』をする原理ですね

猿島だと購買部員がほぼ確実に爆薬の起動装置を同じ場所に落とす様に
(購買部員が知覚者かどうかは本家で明記されて居ません)

ユートン教授や中華街の皆さんもそんな感じですね


知覚者は上記した人よりも自由選択した行動が取れます

例えば初回のミッションで右へ曲がったから、今後も高確率で右へ曲がる……訳ではありません
次回ミッションでは左に曲がる事も、直進する事も可能です

だからと言って一般人達に選択権が無いのではありません
同じ選択権が提示されるのに対して知覚者とは違い固定選択を選びやすいだけです


また、知覚者の特徴として『起きた事象を記憶する』事もあります

後半、颯刃はこの事を指摘されて自覚し、改めて廃墟を巡っています

どの廃墟へ行き、どの道を通ったら、どんなガーディアンが、何の攻撃手段をとるのか?

どこへ行き、どんな行動を取ればアイテムを拾得したり、トラップを回避出来るのか?

本来これはプレイヤーキャラクターは知らない情報です

しかし、回数を重ねればプレイヤーはそれを理解し記憶してプレイします

だからEp毎に『最短攻略ルート』なんかも出来上がる訳ですね

メタ発言みたいな事ですが、主人公達もその経験を記録しては居ます
但し明確に「前こうだからこう!」って1回のミッションでは思いません

これも廃墟特有の事象でして、廃墟内の記憶に補正がかかる感じです

意識して知覚しない限り気付かないデシャヴ
これに気付くと廃墟で同じ体験をしてる事に気が付く訳で

じゃあ何さ?
って思うかも知れませんが、落ち着いて考えると物凄い事なんですよね

Ep:3が分かりやすいですが、あそこはミッションクリアと同時に廃墟が崩落し、辺り一面が消失してます

しかし、ミッション外で赴けば中華街の皆さんは居るし、皇も変わらない様子で住んでいます

Ep:4ならばもっと恐ろしい事に、ユートン教授と出会えて居ます←

これが大体の知覚者が知らないうちに体験しているループ

プレイヤーが体験するループでもありますね




その他にもループ現象は起きています
前述した廃墟のループ、それより大規模な事です


こちらは根本的に相違がありまして厳密にはループ、よりリンクです

一定期間内のループ現象、しかし体験するのは記憶のループではなくて根本的に別

もしもの体験、つまり『パラルワールド』へのリンク
平行線の世界はループの始点までは同じ分岐が固定されています

だからパラルワールドで『災厄』を無かった事には出来ません

『災厄』自体が起きた後にリンク始点が有る為である事
『災厄』を消去する程の能力が無い事が原因です

人間の感知する世界はせいぜい3次元が限界
『災厄』はそれより上位次元から起こる事象だから手が打てない

だから本来パラルワールドにリンクする事も人間には出来ない芸当ですね

この跳躍者は『人間では無い存在』なのかも知れません


で、じゃあパラルワールド行っても駄目じゃん
って訳でも無いのです

そもそも跳躍者は『災厄』を消去出来ない事も経験したので、目的は『災厄』の終了です

無かった事にはならないから、終わった事(過去)にしようとする訳で

その為の試行錯誤をパラルワールドで行うのです

非道ですね
自分達の世界の為に他の世界は見捨てるのですから


しかし人間臭く言うならば「所詮我が身が大事」なんですよね

そもそも『災厄』が続いているなんて、皆思っちゃ居ないんですから

地震みたいなモノで、体感しなければ認識しないけど、実際は常に地震が起きてる、感じです

この例を引用するならば、世界は2つの大陸プレートで、その大陸の上に何億って生命が生きてます

擦れ合ったプレートはやがて限界に達して壊れます
その衝撃が地震や津波(災厄)

放って置いたら未曾有の大災厄によって人間の生きる世界は崩壊してしまうのです

犠牲を覚悟で根本的な要因を取り除かない限り、破滅の道を(少なくても災厄が無い場合より速く)進むならば、と

実際パラルワールドによっては災厄の放置や時間切れで消滅してますからね

そのパラルワールドでリンクした記憶と体験を跳躍者は記録して保持し、現実世界で奔走しているのです
(代償として自身に関する記憶や記録は選択して消滅させています)

人間で有る事実を消しながら記録を保持にあたるので、自身が『化け物』になる感覚も少しは感じてそうですよねぇ


で、このリンクした記録から有効手段を取るための布石を敷くのです

記録そのままに世界が進む訳では無いので不確定要素を可能な限り減らさなくてはならないのですが……

選択権を自主的に行使する知覚者が居る以上、どう転ぶのかは判らない訳ですね

不幸中の幸いとして、跳躍者には知覚者が廃墟ループをこなす間の自由猶予が有りますから、そこで色々と対策立ててるのかも知れません


ループとリンクしながらも現実世界は螺旋の様に進行しているので、その分物語も分岐しながら進んでいる、と言うのが実態でしょうね






















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焼き付いた場面を散らかした


 残された渾身の力で瓦礫を押し退けた。
砂塵、突風、潮の香り。 眩い光に目を細める。

 自分の両足で立ち上がる。
見上げた空は、雲1つ無い抜けるような快晴。

 視界一面の青が、脳裏に焼き付く。
遠く聞こえた声、駆け寄ってくる人影を認識する前に、俺の意識は暗転して途切れた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 「もう、貴方と一緒には居られない……さようなら」

 そう言って、君は背を向けた。
1歩、2歩と後退して、俺も君に背を向ける。

 走りながら悔やんだ。 だが、もう戻れない。
そうしてしまったのは、全て自分なのだからーー……

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 「アタシ、絶対に、立派なレディになるからっ!」

 居なくなってしまった、またアタシは捨てられたんだ。
そんな訳無いじゃない。

 誰に聞かれもしない約束。

 「絶対、なる、からぁ……」

 涙を拭って、顔を上げる。
オレンジ色の光が、静かに世界を照らしていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 「どうして」

 倒れた2人を認識しながら、体がすくんで動けない。

 「……どうして……?」

 赤紫の瞳に、私は映らない。 きっと何も届かない。
だって、興味が失せたと告げている。

 体から力が抜けて、座り込む。
言葉を失った代わりに、頬を伝う涙が止まらない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 目を覚まし、立ち上がる。
横目に捉えた体、意識は無いが生体反応を確認する。

 風が髪と足元の草原を揺らす。
上空を見据えた、天候は晴れ。

 「やはり、1発殴らなければ気が済まないな」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 「……消えないで、お願いよ……」

 そんなの、あんまりじゃない。
貴方が居なくなってしまうなんてーー……

 「俺を、選んだりするなよ?」

 貴方を選べば、消えてしまうから。
それはきっと、間違いだから。

 「……折角、生きてみたいって思ったのにな」

 そう言って、貴方は笑って見せた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 もう、顔も声も、名前も思い出せない。
それでも、時折俺の頭に浮かぶ青年。

 何も覚えて無いが、忘れたく無い存在なのだろうか?

 手にした布片を眺めて居た。
不意に突風が吹いて、目を閉ざす。

 するり、と指先から『何か』が離れた。
目を開くと、舞い散る花弁だけがそこにある。

 「……何してたんだっけ……?」

 ぼんやりした意識は、俺を呼ぶ声で現実に立ち返った。

 「あぁ。 そろそろ帰ろうか」

 駆け寄った小さな手を繋いで、俺達は歩き出す

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 「きみには、名前が無いの?」

 それは応えない。

 「きみは、あやかし?
俺はいじめたりしないから、大丈夫だよ?」

 青い瞳は、静かに俺を見つめている。

 「怖くないよ? だから、また歌ってほしいな」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 差し伸ばされた両腕。
驚きと嬉しさと、ほんの少しの名残惜しさが溢れ出す。

 その手を繋ぎたい衝動を抑え込んで、片手を振った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 「私が、あの屑を殺してやる!
あんな奴が居るから、苦しまなきゃならないんだ!!」

 「止めろ。 お前まで堕ちては駄目だ」

 綺麗事なんかじゃ、守りたい人も守れないのに。
私には、守るだけの力も有るのに。

 「汚れたお前を、彼女は絶対に喜ばない」

 狡い言葉で私を縛る。

 「汚れ役なんて、俺だけで充分だ」

 優しい言葉で、泣いているのね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー







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