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アマデウス


本当に大好きな映画なんですが、気が向いたので調べたらBDが出ていたので即購入しました。
観たら、なんで今まで買ってなかったのか疑問になりました。
素晴らしい映画なんですが、公開されたのが30年前だった…
BD化してくれて本当にありがたい…!パッケージの裏を観たら、完璧の域に限りなく近づいた傑作中の傑作。と書かれていて全力でうなづきました…
内容は特にこれといって紹介する事はありません。
3時間ものの映画なんですが、登場人物誰一人と欠けてはいけない一分一秒に無駄がなく、音楽が至上の幸福を与えてくれて、音楽が心を苛む責め苦を味合わせてくれる。
そんな映画だと思います。

簡単なストーリーは、アマデウス、つまりモーツァルトの音楽に魅了された音楽家が、憧れてを妬みに変えてしまう話です。

創作に心を奪われてしまった人ならサリエリ(モーツァルトに憧れた音楽家)の気持ちが分かるのではないでしょうか。
モーツァルトの音楽が好きで好きで、美しくて愛しくて、これこそが自分の求めていた音楽だと目の前でまざまざと見せ付けられ、それが自分ではどれほど頑張ろうとも決して生み出せないと分かってしまう苛立ち。
モーツァルトの音楽を聞くたびに、幸福と憎しみが心を締め付ける。
どうしても、君になれない。君のように観衆に拍手を送られる自分を思い描けない。
自分には、たった一握りの栄光でさえ与えられなかった屈辱。
だんだんと、自分への拍手が偽物に思えてくるんだ。だってこれは、君の様な完璧な音楽ではない。

モーツァルトの音楽が神の歌声というのなら、神は自分を決して選ばないと見せ付けたいのか。

そして、モーツァルトの気持ちにもなれる。
どちらの苦しみも味合える作品だと思ってる。
頭に音楽が溢れるからこその苦しみもあるんじゃないかと。
ずっとホルンやバスの重低音が頭のなかに響き続ける重さ。
気が狂う。
気持ちによってどんな音楽も作り出せる。
でも、頭に流れる音楽は自分だけ。才能とは人を孤独にするものかもしれない。

音楽は二人の男を殺した。
神は、自分の声音で人を狂わせるのか。


おじいちゃんのサリエリが、モーツァルトの音楽を思い出して、心から愛しそうに幸せそうに震える心をぎゅっと抱きしめてるシーンが素晴らしすぎる。
マーリーさんの演技がこちらにサリエリの心情を届けてくれる。


興味のある方は是非ご覧下さい〜
傑作過ぎて、あまり人に教えたくない気にもなっちゃうけど★
有名な映画だろうしね?



添付: 神を愛しすぎた男の話
アマデウスなエレンちゃん。
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