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第百三十一話

…三成さんの気配が去ってまた突如、静かだった隣の部屋がどよめいた。
その瞬間。

だんっ!と強い衝撃に扉が震えた。
…今までの誰でもない感覚。
だ、誰……?


「千里!」

「!」

「何をしている。お前は我らとの契約を無駄にするつもりか」


孫市さん…!?
どうしてここに…


「話はからす共からおおむね聞いている。ここを開けろ」

「い、嫌…です…」


だって、合わせる顔なんてない…
こんな最悪の状況で、弁解の余地もないよ…!


「…そうか。ならばこちらも好きにやらせてもらうぞ」

「ま、孫市?何をするつもりなんだ?そんなに距離を取って…」

「おいおい…サヤカお前まさか…」


…みんなの引きつったような声を聞いた途端、孫市さんは淡々と言い放った。


「死にたくなければ下がれ」

「!?」


―ダァアアン!
銃声と共に扉を貫通した弾が、部屋の奥に飾られていた壷を砕いた。
…あたしの頭上すれすれをかすめて。


「まっ孫市!?千里に当たったらどうするんだよ!」

「声で場所は把握している」

「…そういう問題ではなかろう」

「からす共め、何を惚けている。早く扉を開けろ。今の弾で錠は壊れているはずだ」

「!」


内側についてた鍵が…!






















**********


孫市ねえさま再登場。
八葉より男前すぎる(笑)
でも強行突破は女だからできる。






心動かす桃色兎

某様方々のおかげで神夜熱が急上昇なう。
…というわけで神夜語り。









神夜が怒ることってなんだろうか。
怒られることは多そうだが。
特に阿伏兎に。

あ、でも阿伏兎が片腕で帰ってきた時は泣いて怒ったんだ。
それはもうめっちゃ。

…なんだろう…阿伏兎とのカプ色が濃いのかなぁやっぱ。



普段はへらへらして泣くことも大してないけど、月一で豹変した時は泣き喚いたりする。
ダークサイド参照。
来ないガールズウィークを嘆くんだろうなきっと。

でも感情で泣くのはほんとそれくらい。



案外シリアスネタとして書きたいのはネピオフィリア関連で、阿伏兎の幼児化。


阿伏兎は同族を大事にする。
戦闘意欲が今ひとつない阿伏兎に神威が隠居して子供でも作ればいいって言ったとして。

でも神夜は子供作れないし。
阿伏兎の子供なら別にいいのにと思ったりするけど。

そんな時にあの薬で阿伏兎が幼児化。
……かわいいのかな←


抱いた小さな命。
手に入ることのない温もり。
阿伏兎の赤ちゃんってこんな感じ?
悲しくて悲しくてたまらなくなる。
ここぞとばかりに大泣きすればいいと思う。
でも神夜自身、理由が明確にわからないまま。


しかしそんな神夜に神威は笑顔で心無い酷いことを言いそうだ。
それに対して神夜が心を痛めることはないけれど。



基本的に神夜は傷つかない気がする。
もうずっと傷ついてるし、今も自分で自分を傷つけ続けているから。
痛みに慣れて麻痺してるからへらへら笑ってるのかもしれないけど。

でも神夜は自分が傷ついてるなんて微塵も思ってないし、毎日を楽しいと思ってる。
悲しいほど馬鹿なかわいい子です←







あー語った語った!
神夜関連のコラボものもなかなかいいなぁ…(≧v≦)ぷきゅっ

しばらく絵も描いてないし、久々に神夜の絵も描きたいな。



明日はバトンしたい!






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