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17日12時の無限の住人

舞台「無限の住人」を観て


劇団 ヘロヘロQカムパニーの「無限の住人」を観てきました。

ヘロQ座長である関智一さんのアニメ等でのお芝居に心底惚れ込んでしまい、この方は舞台ではどんな芝居をするんだろう、という好奇心で初めて生の舞台を観に行くことを決めました。
彼が舞台に立った作品はAD-LIVE2017を映像でしか観たことがなく、無限の住人も当日舞台へ向かう電車内で観たアニメ1話のみでのしか知識がなかったのでどこまで自分が楽しめるのかドキドキでした。

到着し、物販へ。
これまで公演された舞台のDVD、CD、パンフレットの他、本公演のオリジナルグッズが置いてありました。
缶バッジは絶対買うと決めていたので購入に向かうと、そこには置鮎さんが!
置鮎さんに選んでもらった缶バッジが瞳阿ですごく嬉しかったです。
ツイッターで中山ヤスカさん演じる瞳阿のビジュアルを見た時に、原作の絵すらまだ一度も見ていなかった私が「まるでお話の中から抜け出てきたみたいな…」と。一目惚れでした。
なのでめちゃくちゃ気になっていた瞳阿ちゃんは絶対に欲しかった!ありがとうございます!置鮎さん!

開場後、席に着いてびっくり。4列目の右端の方なのでほんの数歩先に役者さんがいる舞台が!びびりまくる私。
そして舞台を隅々まで見渡してさらにびびる私。物販や来場者向け冊子や集められた役者の人数などでこの舞台にかけられた大人の本気(という名のお金)が凄まじい事になっているな…と思ってたのですが、舞台も凄い。
とてもかっこよかったです。パンフレットを見てまたしみじみと、かっこよかったなぁ…と。
公演が始まってからさらにその舞台が様々な動きをして、あらためて感動しました。

私の席の隣に座っていた方がとても素敵な天津カラー(淡い翡翠色)のお着物で、また、彼女が動くたびに白檀の香りが漂って、楽しみにしすぎて変に緊張していた私を落ち着かせてくれました。ありがとうございます。

そして、公演の感想なんですが…ぶっちゃけ「すごい」「こわい」「かわいい」「つらい」「やばい」みたいな感想しか…。
あまりに凄すぎて、次から次の怒涛の展開に記憶が次々上書きされてしまい、書こうとしていた内容全部飛びました。
なので断片的に覚えている事をぐだぐだ書き連ねようかな…と…。

ただ、4時間もずっとただ観ていただけなのにこちらもめちゃくちゃ熱くなるし、本当に4時間もやってた?ってくらい駆け抜けていくのでめちゃくちゃ面白い!

今回の無限の住人は最終章的な銘打ちなので、前回公演を観ていないとちゃんと全体を把握できないみたいです。そんな私みたいな無限の住人初心者のために、前回までのダイジェストを演じてくださってました。
八百比丘尼が色々説明してくれて、その中で「ダイジェストだからあんまり構えて観ないでね、本番はその先だから」的な事を言ってましたが、無理です。ダイジェストすら熱が入りまくってて…そして憧れの役者さん方を前にすでに涙ぐみながら観てました。
あと万次がめちゃくちゃ死にまくるdieジェストでした。

先ほどあげた「こわい」という感情なんですが、物語の後半で逸刀流門下生たちを御岳が斬り殺すシーンがあった…と…思うのですが…多分…あのシーン、舞台の上手側で行われたのでまさに目と鼻の先だったのです。そこで、自分にまで血飛沫がかかったかのように錯覚するほどあまりにも生々しくてゾッとしました。
あと不死実験で捨てられた死体が真横に積み上がってるのはなんとも…面白かったです。間近に色々感じられるのはやはり生だからですね。
あと席の問題でね、キスシーンが目の前で繰り広げられたり、目の前で陵辱シーンが繰り広げられたりでね。生足とか裸体とかね。間近で見れましたね。
それはさておき、お芝居中の表情をあんなに間近で観察できるとは思わなかったので次はどうなるんだろうとワックワクでした。

かわいいといえば、凛役の福圓さん。まだ少女らしい愛らしさと時々勇ましさがあって素敵でした。
そして瞳阿ちゃん役のヤスカさん!ビジュアルからの印象ではめちゃくちゃクールに見えてたんですが、ジェットコースターみたいな子だったんですね…!抱えられてぐるぐる回ったりぴょんぴょん跳ねまわったり、笑ったり怒ったり泣いたり…すごく演じていて楽しそうな役だなと思いました。相方である夷作とのやりとりも笑いあり涙ありで…キャラを知ってより好きになりました。
あと、観る前から気になっていたのでヤスカさんが出ているシーンはずっとヤスカさんに注目してました。

あとは馬絽の最期の大立ち回りですかね。アレはハプニングですけど。
せっかくの生なのだから、普通では起こらないハプニングとか大好きみたいです、私。やってる側からしたらとんでもないことかもしれないですけど…。ちょっと得したな、みたいな。

そして!関智一さんの演技!
…の記憶がないんです…。
あまりに好きすぎると極度の緊張状態になるから記憶が残らないとかいうアレですかね…。
それとも関さんが出演されてるアニメ見てる時によく陥る、キャラに演技が溶け込んで関さん個人の芝居が観たかったのにいつの間にかアニメ本編に惹きこまれてるアレなんですかね…。
大人しくDVDで復習することにします。

生で見た感想はただただ圧倒!って感じでした。
DVD発売されたらきっと冷静に観れるはずなので…その時にまた感想書きたいです。
そして、何度も書きますが、役者の人数も舞台の装置も小道具も衣装も音楽も物販も、裏で支える全ての方々も。さらに4時間という企画を通すその本気。様々な全力を見ました。
全身でその熱を受け止めて揺さぶられるような、そんな熱い舞台でした。



そしてまたお芝居が観てみたい!
すっごく楽しそう、またお芝居に触れてみたい!
って、思いました。
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