江國香織さんの 、
いくつもの週末。
お話ではなくて、
エッセイのようなもので、
短編集のように区切られているから
好きなときに好きなところから読めるのもお気に入り。
バッグにしのばせて、
携帯の繋がらない地下鉄の電車の中でよく読む。
とても単純なわたしは、
公園の近くに住みたくなるし、
週末に憧れたりする。
色付きの生活。
男のひとと暮らすこと。
わたしは最近、
彼と一緒に暮らすことを夢みています。
サイトで検索して間取りを見るのが、
とてもよい現実逃避になる。
2DKで、ご飯を食べるテーブルが置けて、
朝ご飯もちゃんと作る。
近くに公園があったら尚よい、とか。
何より、帰る場所が一緒なんて素晴らしい。
何かの間違いでふうふになったら、
大きなこどもがふたりいて大変だ。
とか。
ふうふは顔が似るって、
彼の顔見て笑ってしまった。
私、こんな顔になるのか。
でもきっとそれも悪くない。