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すきすきす



窓ガラスに移る顔が、
とても哀しそうだった。




笑顔でいることが仕事であることが、
心底つらいと思っていた。

だけど笑ってなきゃいけない仕事でなかったら、
一日中笑わなかったかもしれない。

そう考えたらほっとした。


振り払うように、
笑顔振りまくんだ。


きらきら。

明日も頑張る!


哀しくなんかない、


素直な気持ちをぶつけたの。
最後まで彼の正直な気持ちは聞けなかったけど。

それからこれ以上くちを開いたら、
また嫌みばかり言ってしまう。

言いかけた書きかけた、メールを消して飲み込んだ。


理想ときれい事で固めた言葉を、
素直な気持ちとすることにだって出来る。
嘘じゃない。



泣けたらいいのに。
吐き出すように。
ぜんぶ。
思い切り泣けたらいいのにな、



彼が別の女の子と、
新しい幸せを迎えられるなら素敵だ。

女の子にとっての恋が実るなら。

とても幸せなこと。



言い聞かせて、
わたしはあと何回夜を超えたら、
大丈夫になれますか?

何だっけ?


確か、

嫉妬とか我慢とか
依存とか

そんなんじゃなかった気がする。



ふんわりと誰かを思って、

おいしいごはんを食べたら思い出したり、

好きな音楽みたいに心地よい。











あの子は彼が好きみたい。

彼もあの子を好きみたい。


両思いだ。いいなあ、





昨日の出来事、


残業で終電。

ふらふら家路について、
暗い部屋の電気をつけた。


ため息をついて、
部屋に入ろうとしたとき。


黒くてでかい太郎さんが。
さささっと。


(;_;)



午前1時。

泣きながら彼に電話した。

恐くて恐くて。


何も出来なくてじっと見ていた。


脚からぞっと寒気がして、
それでも何も出来なくてただじっと見張っていた。


そして彼が来てくれて、
勇敢に退治してくれたのでした。




(;_;)






連絡しないって、
堅い決心は太郎さんのせいで崩れた。


大丈夫、


何度も同じことを繰り返した。


振り返っては後戻りをして。

結局前に進めずにいた。




それでもいいと思うわたしと、

こんなんじゃいけないと思うわたしが、

毎日顔を出すから。







彼にとってのわたしが、
どんな存在であってもいいと思っていた。


例え都合のいいものでも、

いてもいなくても同じでも。


わたしには関係ないと思っていた。





だけどそれじゃ悲しすぎると思った。


だからつらかったんだね。






嫉妬の塊になって、

好きだからだ、って気づいたのはじめてだった。



だけど、

きっとそれでも終わりにしなきゃいけない時はある。









だから、






最後のメールをした。

ありがとうって言ってみた。



思い出にしなきゃいけないから。


いつか笑い話に出来るように。







前に進むために。






強くなりたいんだ。

あなたがいなくたって。



きっと大丈夫だよね。











季節が巡るように、

わたしも少しずつ変われますように。


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