ｆｌｏｗｅｒ

久しぶりにここへきた。
一年前の日記を読み返しては哀しくなったり。最後に残したのが昨年の12月であることに驚いた。
随分と文章が下手だなあとか、それ故読みづらいなあとか。
なにも変わっていないな、などと思いながら。



今日も、逃げたい消えたい死にたいと思っていた。
息苦しくて吐き気がした。
あしたがくるのがこわいから、眠るのも嫌で、このまま、どこか遠くへいけたらいいのに。





変わったひとに出逢って、よくわからないけど親しくなりたいらしかった。
嬉しかった。だけど。

迷惑をかける前に、関わるのをやめたい。

わたしはそんな、価値のある人間じゃないから。
情緒不安定なめんどくさい女だ。

こんなことを言葉にして伝えることの醜さといったらない。
だけどわかってほしい。

あなたはきっと、とてもやさしいひとだから。
もっとちがうところで、しあわせになってほしい。

あのことがそれが、
わたしにとってどれだけすごいことか、あのひとにはわからない無関係なことだ。

誰かのこと、わあああってすごいスピードで好きになって、もう二度とないかもしれないって思ったのに。

このまま、
来るはずのないメールをひたすらに待ち続けて、
老婆になってしまっても。


それでいいんだ。

もう、
一方通行で
眺めて
にやにやする
それ自体
出来ないんだな

これで
よかったのだ

お返事
しないあなた
それが正しいわ
それでこそ
わたしの
好きになったひと

わたしのあたらしい恋は

秋にやってきました



ただ見ているだけ　の


贅沢な恋です

君が買ったふりして
はい、これあげるってくれた指輪
今もお気に入りでいつも付けているよ

これがないとなんだか
落ち着かないんだ

だけどね新しい指輪を買わなくちゃね
ちゃんとじぶんのために

いちいち思い出したりなんかしていないよ

ときどき、

空にかざしてみるよ


哀しくなんかないよ
会えているから


もう会わないなんて、言わないで って、
君が言うから、

わたしはいつまでも
悪い夢を見ている



指輪をはずさないことと
なにも関係はないよ


これがないとなんだか
落ち着かないんだ





忘れたことなんかないよ