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単純


もう嫌だって、
明日が恐いって、

思っていた夜。



星がきれいだよって、

君が言った。



それだけで少し、

幸せに思えたのだ。



生きること


おばあさんになって死んでゆくそのとき、

何かひとつだけ、

胸を張って言いきれることがほしいと思った。












わたしは自分に正直に生きた。


そう言えたら、
それでいいと思った。







あみものっていきることに似ている。


きつくなったりゆるくなったり、

不揃いだったりきれいだったり、




糸のつなぎ目。



複雑に絡み合って、簡単にほどける。






きっとそんなもんだ。



ユメクイ


寂しい夢を見た。













仲の良かった友達ふたりが、



わたしをおいて、

予定があるから、と


そそくさと帰り支度をしている。





それは学生のとき、

日常的に本当にあったこと。




その場面だけ、

くり抜いたように夢に出てきたのは、


自分が思っていた以上にずっと、

ずっと心の隅の方で、


傷ついていたのかもしれない、と、

不思議な気持ちになりました。











目が覚めて、

隣りで寝ていた彼の頼りない背中に、

ぎゅー、と しがみついた。

























このひとがいればいいっておもった。



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