あらゆる引っ越しに関わってくる手続きに、役所への手続きがあります。
その手始めは転出届と転入届です。
まず、転出の手続きを今住んでいる市区町村の役所で行います。
そこで転出届をもらって、転入先の市区町村の役所の窓口で、転入の手続きをします。
言うまでもなく、転出届とセットでないと転入先での手続きができないことにも気をつけた方が良いです。
この届が他の手続きの元になるので引っ越ししたら、すぐに手続きを終わらせた方が良いです。
多くの場合、引っ越しでかかる諸々の費用のうち、結構な比重を占めるものは実は、エアコンの取り外しや、設置の工事にかかる費用なのです。
エアコンを取り付けたり、外したりするのは、専門家の仕事になりますので、費用を見てみると、一台を取り付けるのに大体一万円はかかるそうです。
引っ越しのオプションとして、業者にエアコンのことも頼んでいる場合は安くなるはずですが、新居にエアコンを運んだのはいいけれど、設置の段取りはしていなかった、という場合は取り付け工事をしてくれる業者を探して頼むか、あるいは、新品を購入して、古いものの引き取りと、取り付け工事もしてもらうかいろいろと、考え合わせてみると良いですね。
引っ越しの準備もいろいろとありますが新居へ運ぶか、もしくは捨ててしまうかという荷物の仕分けをしてみたら、着々と粗大ゴミが増えてきてしまいます。
引っ越し時に出る粗大ゴミなのですが通常はゴミ収集日に持って行ってもらうことはできず、自治体のHPをみるか電話にて、処分方法を確認して処分します。
自治体によりますが、処分場に持ち込んだりもできるようです。
粗大ごみを「そのうち捨てよう」と溜めておくと邪魔だし、一気に運ぶのは大変ですから、段取りよく処分していきましょう。
アパートやマンションといった、賃貸物件から引っ越す場合、クリアしなければならない、退去時の立会いという、お部屋チェックが待っています。
管理会社から物件の担当者が部屋に来て、破損などがないか細かくチェックします。
立会いを終了させて晴れて退去、となるのです。
また、いろんなケースもあるようですが、払うべき公共料金の支払いはきちんと済ませておかないといけませんし、スペアを含めて鍵は全部返却することになっています。
返却漏れのないようにしましょう。
生活に必要な手続きとして、電話回線の引っ越しももう一度見直してみましょう。
今は、固定電話があるのは当たり前という状況ではありませんが、やはり電話回線を使い続けたいとすれば、引っ越しても電話回線を使えるようにするための手続きが必要になってきます。
手続きがもたもたしていると契約が成立するまで電話回線が使えないので、年度末やお盆、年末年始などは特に急いで動き出すことをおすすめします。