私物整理


暖かく天気も良いので家中の物を洗濯したり、掃除したついでに私物を整理する事にした。
断捨離するつもりはないとはいえ年に二、三回はやるし毎度結構な量の物を処分するが、身軽になるにはまだまだ物が多いようだ。

今回は描き溜めていた落書きとちょっとした小物、そして学生時代に着ていたお気に入りのトレンチコートと長年着ていないリバーシブルのシャツを処分した。

トレンチコートは思い出があってずっと捨てられずにいたが、クローゼットの容量を圧迫しているし一応着れるものの、よく見たら穴が開きかけているので残しておいても仕方無いだろう。
多少の色褪めくらいなら良いが、穴開きは今後着るとなったとしたら無理だ。
という事でやや惜しみながらも処分。
トレンチコート一着を処分しただけなのに、クローゼットに随分と余裕が出来たように感じる。

リバーシブルのシャツも買った当時の自分の趣味を疑うようなものだったので、此方は迷わず処分出来た。
思い出は特に無いが、箪笥の奥深くにしまい込んでいたので箪笥整理の際に見付けてギョッとした次第だ。

誰がこれ着るんだ…私か。

みたいな感じで。



それぞれ少しずつ処分しただけだが塵も積もれば何とやらで、ごみ袋一つ分のごみが出た。

引き出しやクローゼットに隙間が出来てちょっと寂しい気もするが、その分すっきりした気分になるので良いかもしれない。






Untitled


話題:ひとりごと



机の下の棚からノートを取り出そうとしたのは良いんだが、椅子にかなりだらしない座り方をしたまま無理な姿勢で身体を曲げて机の下に頭を突っ込んだ所為で身体が固定されたまま動けなくなり、机にコブラツイストを掛けられた状態で暫し硬直するハメになった春の夕暮れ。

抜けようと思えば抜けれるんだが、無理に抜けようとすると椅子ごと引っくり返って危ないんで、どうやって抜け出すか考えるのに動けなかった。

椅子から降りて棚を漁るのが面倒だったあまり、そこそこ痛い思いをした上に貴重な時間をロスしてしまった。

横着はいけない。






夢日誌:爆破


話題:今日見た夢


とあるビルの廊下を歩いていると、怪しい二人組がコソコソと会話をしていた。
何となく嫌な感じがし、相手に気付かれる前に物陰に身を隠して会話に耳を向けると断片的にしか聞こえてこなかったが、爆破やら復讐やら不穏な単語が聞こえてくる。

これは不味いのではないだろうか?

私はそっとその場を離れると階段を駆け降りた。
その途中、ガスが漏れるような音と共に白い煙が狭いビルに立ち込め始めると廊下に瞬く間に充満していく。
なるべく煙を吸わないよう手で口元を塞ぎ、一気に階段を降りると煙に気付いた人達と共に非常ドアから飛び出した。

その直後、耳を劈くような破裂音が背後からしたと思うと爆風で身体が吹き飛ばされ、周りに居た数人と共に地面に叩き付けられた。

痛みはないものの、吹き飛ばされた衝撃の所為かなかなか起き上がれない。
暫く地面でもがいていたが、何とか気合いで立ち上がり自分の身体を確認すると擦り傷だらけではあるが、どうやら大きな怪我はしていないようだった。
恐怖の為か身体が震えて仕方がなかったが少し落ち着き、自分が抜け出したビルの方を振り返ると爆破の衝撃でひしゃげ、半開きになった非常ドアから辛うじて直接の爆発に巻き込まれなかった人が何人か這うようにして出てくるのが見えた。

粉塵にまみれ傷だらけ、手足が変な方向に曲がっている彼らをビルから離れた所に引き摺っていくと、私と同じように大した怪我をせずに済んだ人達と介抱しつつ、中の状況を訊ねた。
どうやら逃げる途中で爆破に巻き込まれたようだ。
爆破で生じた熱風に炙られ、衝撃で吹き飛ばされ壁に叩き付けられたり、崩れてきた瓦礫にぶつかる等したからか大分怪我が酷い。

まだ中に人が居る。

息も絶え絶えになっている女性を介抱していると、彼女はそう云ってビルに目を向けた。

出来るなら助けてあげてほしいと云う彼女を他の人に任せると、状況を確認する為にビルに戻る。

ギィギィと嫌な音を立て、蝶番にぶら下がるように揺れる鉄製の非常ドアを開けると中は薄暗く、更に舞い上がっている粉塵で視界が濁っているので見通しが悪い。
それでも天井から落ちてきた配管や崩れたコンクリートがあちらこちらに転がっているのは見え、危険な状態になっているのが分かった。
取り敢えず見渡せる範囲で生存者を探すが、瓦礫に押し潰された多数の死体があるだけで息のある人は見付からなかった。
もしかしたら何処かに生きている人が居るのかもしれないが、幾ら声を掛けても静まり返ったままの此処にはきっと居ないのだろう。

この場に長居をするのは危険だ。

時折、パラパラとコンクリート片が崩れ落ちてくる天井を見上げると、外へ出るのに非常ドアを押す。

その直後、再び爆発音が耳を劈いたかと思うと、身体が吹き飛ばされた。







兎に角、音の凄まじい夢だった。
最後に吹き飛ばされた時の音で目が覚めたような気がする。






夢日誌:虹色の蛇


話題:今日見た夢



蛇を貰った。
頭が二つある虹色の小さな蛇。

水を入れた金魚鉢に入れてやると嬉しそうに細長い身体をくねらせ、先に入っていた金魚達と泳ぎ始めた。
人懐っこいのか眺めていると円らな目でこちらを見つめ返し、金魚鉢をつつくと同じように頭で金魚鉢をつつき返す姿が可愛らしい。

窓辺に金魚鉢を置いていたからか、外へ行きたいと云うような仕草を見せたので、蛇が入った金魚鉢を抱え散歩へと出掛ける事にした。

草木が生い茂る小道を足元に気を付けながら行く。
木々の葉の隙間からシャワーのように降り注ぐ光が、足元の苔むした石に反射し緑色に輝いている。

ああ、綺麗だ。

そんな事を考えながら歩いていると、目の前から誰かが歩いてくるのが見えた。
帽子を深く被っていたので顔は分からないが背格好を見るにそこそこ年のいった男だ。
何となく場違いな雰囲気の男の姿に違和感を感じ、道から外れるように脇へ避けると男が此方へ向かって走り出し、そのまま体当たりされた。

その弾みで金魚鉢を落としてしまい、硝子で作られたそれが足元で砕けてしまう。

思わず男が走り去った方に目をやったが、既にその姿は視界から居なくなっていた。

そうだ、蛇は無事だろうか?

数秒程遅れて足元の割れた金魚鉢に目を向けると、砕け散った硝子片ともがく金魚の間を縫うように蛇が這っていた。
どうやら無事のようだ。
金魚は可哀想だが生きて連れ帰る事は難しいだろう。
理由も分からず体当たりし、そのまま走り去った男を憎々しく思いながらも蛇を連れて帰ろうと手を伸ばした。

すると突然、木々の影から飛び出した黒い影に目の前の蛇を拐われた。
呆気に取られてしまったが、すぐに正気に戻り目の前を駆け抜けた影に目をやると、口元に蛇を咥えた黒猫が少し離れた所で金色の目玉を此方に向けている。

直ぐ様、追い掛けようとしたがこれは自分のものだと云うような、その鋭い視線に身体が動かなかった。





ゼロの執行人


話題:今日観た映画



名探偵コナン ゼロの執行人を観てきた。

まだ上映したばかりの映画なので詳しくは書かないが感想を簡単に纏めると
『正義とは何か』
『安室さん格好いい』
といった感じである。

初っぱなから爆発的な意味で飛ばしていたし、話のスケールが相変わらずでかい。
内容としては最近の時事が幾つも取り入れられており、よく出来た面白いシナリオだと思った。

手に汗握る展開が多かったが特に後半、解決したように見えた事件がまだ解決していないと分かった瞬間が『流石!』といった感じで興奮で脳内物質が垂れ流し状態になっていた気がする。

また今回の事件の犯人当てを映画を見ながらしていたのだが、目星をつけていた人物とは違う人物で、意外だなぁと思ったが単にミスリードに引っ掛かる自分の観察力が低いだけなのかもしれない。

私は探偵にはなれそうになさそうだ。






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