塩釜神社の花灯り見物と地元の酒蔵を巡ってきた。

神社の社中では西馬音内盆踊りが行われており夜闇の中、篝火の灯りに照らされて笠や覆面で顔を隠して踊る踊り手達の姿は上手くは云えないが幻想的だった。
何と云うか、現世から外れたものを見ているような気がした。

舞殿では尺八や琴、琵琶の演奏や雅楽の演奏が行われていたが風が強く、落ち着いて聴いていられなかったので神社を出て同時開催の酒蔵巡りをした。
酒屋でチケットを購入すると参加出来、グラスの入った袋を受け取れる。
地元の酒蔵では男山、一ノ蔵、浦霞の三銘柄の新酒を堪能し、これの他に浦霞の酒蔵で利き酒をしてきた。
三種類の日本酒を飲んだのだがそれぞれ味や香りに違いがあり、その違いを十二分に楽しむ事が出来た。
どれも美味しかったのだが、最後におまけで利き酒した浦霞で作った梅酒が濃厚かつ、スッキリとした甘さで飲みやすく好みだった。

今年は夜桜見物よりも酒蔵巡りがメインとなってしまったが、酒を味わいながらの花見もたまには良いかもしれない。