ひっさびさに。
他にも読んだやつはあるんすけど、一番最近読んだやつをば。


『暗い宿』(有栖川有栖/角川文庫)
ミステリーてか、ホラー。
雰囲気が。
そんな短編集。

『暗い宿』
表題作。暗い闇の中で響くスコップの音がホラー。アリスは怖いの平気なんですね。てことは多分有栖川先生平気なんでしょうね。自分は無理っす。幽霊も生きてる人間も。

『ホテル・ラフレシア』
残念ながら『ホテル・カルフォルニア』という曲を知らないんですが(聴いたら判るのかな?)、なるほど、不気味そう。
色んなレビューにも書いてあった通り、後味が...。

『異形の客』
タイトル通り、客が不気味。
火村先生の発想に脱帽。
普通そんなん考え付かんて。

『201号室の災厄』
バトってました(笑)
ほんと災厄以外何物でもない。
火村先生の視点で話が進んでくのは面白かったです。



全体通して宿の描写とかが「あ〜、この人旅好きなんだろうなぁ」と思わせる感じ。
実際いろんなとこ行ったらしいし。
ミステリー部分も、うん。
最後の話みたいなの、結構好きです。

三十代のおじさん(笑)に言うのもアレですが、てくてく歩いてもりもり食べるアリスにキュン。
可愛いなぁ、おい。




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明日は学校じゃ〜い。