どっちがホント?


久々に。
そんで、小説じゃない。
(ほぼ)会話文。


二度と来ないで



(お久しぶりです)
数字「二」で、小説を書く方向けお題。
といいつつ詩でも絵でも漫画でも、続く言葉を考えるだけでも。
タイトルにしても作品内に文章を使っても可。お好きなように。


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・二人でおでかけ
「待ち合わせは朝10時」
「え、それ早くない?」
「早くない。それにいつもは5時半起きでしょ。大したことないじゃない」
「いや、休みの日だからこそゆっくり寝たいというか…」
「それはいつでも出来るでしょ!私は出来るだけ長く二人でいたいの」
「ちょ!声でかいって……まぁ、うん。わかった」
「それから明日は名前で呼んで」
「はぁ!?」
「ちょっと、うるさいわよ」
「いや、だってほら、心の準備が…」
「今更そんなことくらいでガタガタ言わないの」
「…わかったよ」
「明日は私、お母さんのとこに行ったあとそのまま待ち合わせ場所に向かうから……あ、そうだ、最後に一つ」
「?」
「結婚指輪は外してきてね」

そう言って子供の頭を撫でる妻の左手には銀の指輪。

明日は二人のプロポーズ記念日。


****

・二段ベッドが

「二段ベッドが欲しいです」

訳:兄弟が欲しいです。


****

・一も二も無く頷く

「ねぇ、」
「やだ」
「あのさ、」
「駄目」
「お願いが、」
「嫌」
「………」
「………」
「………」
「………」
「うちの犬が、」
「良いよ!」
「早っ!」



****

・二度と来ないで

もう私の目の前に現れないで下さい。
顔も見たくありません。
さよならの挨拶も要りません。
一言も喋らず、振り向かずに、私の前から去って下さい。

……どうかこの手を振り払って。
これ以上私の心を乱さないで下さい。



****

・私に瓜二つのそれ

ガラス一枚を隔てた向こうにいるそいつは首を傾げて。
それと同調するように私も首を傾げる。
店員さんは笑いをこらえていて。
隣の彼は笑いながらこう言った。

「その犬お前にそっくりだな」





ありがとうございました。
感想など何かありましたら
→次は「三」ですね!←
楽しかったです。ありがとうございました。



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今日は猫カフェに行きました。
ぬこ〜(´`*)