〜日常的なデート〜


晋助さん「……オイ、てめえは何をちんたら歩いてやがる。さっさと来い、八恵。俺を苛立たせんじゃねェ」
八恵ちゃん「……い、いやです!」(目を逸らし)
晋助さん「(軽くイラッ)……あ?」
八恵ちゃん「晋助さんっていっつもそうですよね。『来い』とか、『さっさと歩け』とか!……ぼっ、僕はアンタの犬じゃないんですよ?たまにはこう、『おいで、八恵ちゃん(はぁと)』とかですね、優しく言ってくれてもいいんじゃないでしょうか」(←すごく本気)
晋助さん「(超絶イラァッ)……。ほう……それはまた随分となめられたもんだな、俺も。自分の女如きにンな口を聞かれるたァ」(ゴゴゴ)
八恵ちゃん「ひいィィィ!ナマ言ってすいまっせんした────ッ!!」(ぺこぺこ)


……っていう、側から見ていれば、
「え、お嬢さんは何でこの男が好きなの?てかふたりは付き合ってんの?間違ってない?何か、どこかで間違いおこしてない?」
ってな感じのふたり