まだ付き合ってない頃の銀新
Act:銀さんへの疑問


「あの、ずっと思ってたんですけど、銀さんて特定の恋人欲しくないんですか?それとも恋人が作れないんですか?」
「……。……いや?違うから?作れないんじゃなくて、敢えて作ってねえだけだから。マジ違うから、俺に女ができねえとかそんなんと違うから。勘違いすんなよ、誰か特定の女と付き合うとか、誰か特定の女とだけしっぽり決め込むとか、そんなんは皆の銀さんのすることじゃねえからァァァァァ!!??(バサッ)」(ジャンプ放り投げた)(←どんだけ動揺)
「うわっ!わ、分かりましたよ!何かごめんなさい、とりあえずすみませんでした!(びくっ)」(とりあえず謝る)(←日本人代表)
「いやいいって、分かればいいんだよ分かれば。俺だって心そこまで狭くねェから。な?お前の無礼は水に流してやるよ。仕方ねえな、まあお前新八だしな」
「何かあの、僕あの、銀さんの地雷踏んじゃいましたよね?すみません。万年金欠なのにパチンコは打つしお酒は飲みに行くし、よく考えたらそんな銀さんに恋人ができるはず、」(銀さんが零したお茶を拭きつつ)
「だから違うっつってんだろうがこの眼鏡マ◯コが!!そろそろ口を慎みなさいィィィィ!!(ガタタッ)」
「いやアンタこそ口を慎めよ、誰よりまずアンタが口を慎めよ。てか僕に、そっ、そんなんはないですから!アンタ僕を何だと思ってるんスか!」
「あああもういいわ、もうあったまきた。だいたいアレだぞ?俺が本気になったら女なんてな、」
「はいはい、すいませんっした(おざなり感)」
「まあ、てめえみてーな童貞には考えもつかねーだろうけど?逆立ちしたって無理だろうけど〜」
「はいはい、僕が悪かったです(とてもおざなり感)」
「……。……い、今は本気出してねえだけだしィ?!今は神楽っつーコブがついてっから、今はちょっとほら、子持ちの親父的なアレだしィィィィ!!??(ゼエハア)」
「はいはい、もう分かりましたから。もう大丈夫ですから(ゴシゴシ)」(←いよいよ作業に集中)
「あーもういい。もう面倒臭ェよ、大体てめえと神楽が居んのに女にモテるもクソもねーだろ。面倒臭ェついでに新八が俺と付き合えよ」
「はいはい、ほんと分かりましたから(ゴシゴシ)」
「……えっ?マジで?マジいいの?お前俺と付き合うんだぞ、一生だぞ?(パァァ)」(←最後)
「はいはい、だからそれでいいですってば。分かりましたってば。あ、今日のご飯はどうしましょうか?銀さん、何か食べたいものありますか?」(ようやくここで顔を上げる)
「じゃあ今日から付き合うからな、分かったな。お前は俺のな、この契約の不履行は認めないから。そういう事だから」
「はいはい。……って、えええええ?!ど、どういうことォ!?僕と銀さん付き合うの!?」




A.よく分からないけど銀新は始まりました(契約不履行は生涯に渡って認めません)

FA.身近なところで手を打った風にしつつも、実は最初から狙ってたのは内緒です