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こういう新八くん:2


*前記事から微妙に続く*



新八くん「ううぅ……ひどいですよ、銀さん。本気で書くことないじゃないですか、てか何ですかコレ、『銀さん専用』って何なんですか!しかも腕に書くってどういうこと!?こんなん着物捲ったらすぐ見えるし!」
銀さん「いやお前がうなじも嫌がるし、俺の名前書かれんのも凄え嫌がったじゃん?折衷案だよ、俺も妥協した結果だよ。いいじゃねーか、銀さん専用だろお前。シャア専用みたいでむしろカッコいいじゃねーか(しれっ)」
新八くん「ガンダム引用したところで一ミリもカッコよくねーよ!?書いてある名前が名前ですよ!ほんとにこの人は!」(←正論)
銀さん「いいか新八、よく考えてもみろよ。お前がさァ、例えば町中で土方くんに会ったとしよう。そしたらお前バカだから、すぐ手ェ振ったりすんだろ?(真顔)」
新八くん「バカは余計なんですけど。でもそうですね、土方さんと会ったら僕……(ポッ)」
銀さん「その時にコレ!振り上げた腕にこの『銀さん専用』の文字を見た野郎がどうなるかっつーとだな、」
新八くん「はあ」
銀さん「ドン引きします。見ちゃいけないもんを見たような目になって、要するにドン引きです(キリッ)」
新八くん「おいィィィィィィ!!??(ガタタッ)銀さんんんんんん!!アンタのせいで土方さんの中の僕のイメージがダダ崩れだよ!何を目指してんの!」
銀さん「まあ待て待て。いいだろ、お前がドン引きされるくらい。野郎の中のお前のイメージなんて木っ端微塵になりゃいいだろ、もう話しかけんなバカ、んな恥ずかしい文言腕に書くバカとは近付かねえくらいの気持ちにさせりゃそれでいい。これぞ太陽と北風作戦(キリッ)」
新八くん「何で自分で自分のネガテイブキャンペーンだよ!それを太陽と北風言わねーよ、人ごとだと思って!ドヤ顔腹立つわ!」(←正論しか言ってない)
銀さん「はいはい、でもんな事言ってても分かんねーもんな。油性ペンなんざいつかは消えちまうしよ、墨入れんならいざ知らず。銀さんってば優しいからな〜ほら(チラッ)」
新八くん「いや言ってる事が全く優しくないんですけど、だからちょいちょいヤンデレちらつかせるの止めて欲しいんですけど。……そ、そんな風にされなくても、僕はとっくに銀さんだけのものです!一体何を心配してるんですか」
銀さん「(キュン)……お、おう。まあそうだけど」
新八くん「だいたい、僕のことをそんな風に見る人って銀さん以外に居ますか?いないでしょ。馬鹿な事ばっかりして、いい加減にしてください」(邪推のない瞳)
銀さん「え?お前……(色々思い出し)……お前の鈍さがもういっそ腹立つー……」
新八くん「は?」
銀さん「いいかオイ、無邪気と無知は別もんだよ?お前のそういうとこだよ、そういうとこが逐一俺をムカつかせんだよ、てかかわいさ余って憎さ百倍の心境だよ。もう一本腕出せ新八、ほら早く(キュポン)」
新八くん「え?ぎ、銀さん?え?何で凄いキレ顔ですか、てか今の何が地雷……ってもう一本にもこれ書くの!?いやァァァry




A.鈍さと無邪気さも紙一重(新八くんの恋は盲目)
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